びわ湖ホールでサポーターをしているご縁でヴェルディのオペラ「椿姫」をDVD鑑賞させていただきました。ミラノ・スカラ座のLIVE録画、92年のものらしいです。なんでもヴィオレッタ(主役)が歌えるのは一流のソプラノなのだそうで。(ちなみに画像は別のソプラノの椿姫。ただのイメージ図。)えらい人数が舞台に上るのはわかりました。そりゃー、チケットが4万するわけだ。
ありがたいことに、初心者の私でもわかるように講師の方のとても詳しい解説つきだったのですが…さすがオペラというべきか、なかなか敷居が高いです。歌と楽曲は好きだから何とかなるかと思ったらなんのなんの。全然でした。舞踊などを見ていても思うのですが、これまた一種の様式美なので、琴線に来ないものは来ない。この歳になるまでなにも感じなかった時点で先天的に(?)オペラを楽しむ素養に欠けていたことは分かっていましたけどね。
第一幕の「乾杯の歌」は聞いたことがある(CMでよく出る)のだけれど、それ以外は知っているメロディーもなかったです。でも歌だけ見るとオペラは意外といけます。
やっぱり少々太めの女性歌手が肺結核で「ああ苦しい~♪」と歌いながら、ずっと何分も歌っていたり、そもそもなぜ肺結核の人間が大きな舞踏会にいるのかがわからん…。感染するぞ!と、現実から離れられないのが敗因。(当時は感染ルートが空気感染がわからなかったからだと後で知りました。)字幕がない分、踊りのほうがハマれそうな気もしてきた。とりあえずまともな感想文は当分先になりそう。
基本的に私、こういう苦手克服(攻略もしくは我慢比べ)は好きなほうなので、もうちょっと頑張ってみます。観たい演目もあるんですよ。「アイーダ」とか「こうもり」とか「カルメン」ね。分かるようになるまで持つかどうか、それがポイント。