先日,仕事用の電話機を新しい機種に変えた。これまでは10年近く昔に購入したシャープ製のごく普通の親子電話機をずっと使用していたのだが,新たにパナソニック製のPHSデジタルコードレス電話機(品番VE-PVW5J)という,恐ろしいほど数多くの機能が満載された最新機種をフンパツした。とは申しても,別に今までの電話機が壊れたわけではない。
変更した理由の第一は,ここ最近特に,見知らぬ相手からの仕事と . . . 本文を読む
大都会の住宅事情について,蛇足めいたことを少々。
先日,東京都杉並区をめぐる与太話をウダウダと開陳したが,あのような個人的感想は,私が杉並という土地を「川」を基準に眺めたことに強く影響されている。これが,井の頭通り,方南通り,五日市街道,青梅街道,人見街道,環七,環八など「街道」を基準にして杉並という土地を眺めたのであれば(司馬遼太郎かいな),それはそれでまた違った光景として映じ,違った感想 . . . 本文を読む
現在,私が仕事で係わっている世界においては,最近流行の外来語として「ビオトープ」とか「エコトーン」とか「ミチゲーション」とかいうカタカナ言葉が盛んに飛び交っている。科学技術は日進月歩絶えず変化してゆくので,新しい概念,新しい理論,新しい手法が必要に応じて次々と導入されてゆくこと,これ当然の習いである。
気になるのは,これらの言葉が使用されるそれぞれの場において,かなり高い確率で当事者間の相互 . . . 本文を読む
未確認情報によれば,現在,インターネットのWWWには約5,000万ものWeb Pageがあるということだ。世界の人口が推定60億人として,これは単純平均で全人類の約100人に1人がホーム・ページを持っている勘定になる,といったら少々言い過ぎか。ネット上において玉石混淆の情報が日々新たに生成し,それらが賑々しく飛び交う様は,まるでイスラム世界のスークに迷い込んだかのごときである。
私自身のPC . . . 本文を読む
ゴールデン・ウィークの「総括」として,今年の連休を如何にして過ごしたかを簡単に記録しておく。とは申しても,何も家族でハワイやグァムに外遊したわけでも,遠方の温泉や行楽地に泊まりがけで出掛けたわけでも,あるいは田舎に里帰りしたわけでも,はたまたディズニーランドや八景島シーパラやポケモン・センターなどの「金喰い遊戯施設」に行ったわけでもない。こまめに外出はしたけれど,すべて片道20分以内の近場の公園 . . . 本文を読む
連休のヒマにまかせて全くドーデモイイことを少々述べさせていただく。昨今,巷で評判になっているガン治療の特効薬,霊験極メテ灼カナリとその覚えも目出度い,例の「アガリクス茸」についてである。世間にはこの茸のことをアガリスクと読み間違えている人が少なからず存在するようだ。先日もウチの近所のスーパーの薬売り場の特売において,カラフルな洒落た字体で「今評判のアガリスク茸!」などという手書きチラシが貼られて . . . 本文を読む
今年の3月は世間並みに31日をもって丁度終了し,翌日からはキッカリ新年度が始まった。基本的に営業活動を全く行わない受動的零細自営業者たる私にとって,年度初めの暫くの間は仕事のない日々が続く。今年はとりわけヒマな4月である。子供と一緒に遊びに出歩く春休みも終わったし,花見も終わったし。で,とりあえず仕事場に山のように蓄積されている雑多な資料・文献・図書の類やら,机や小物入れの引き出しの中やら,クロ . . . 本文を読む
数日前,家に届いた市の広報に『平成12年度予算のあらまし』という一般市民向けの本年度予算の概要説明が載っていた。そこでは,総額約740億円の予算が「自然と調和した快適なまちづくり」,「心のかよいあう健康なまちづくり」,「環境にやさしい安全なまちづくり」,「文化と創造性をはぐくむ心豊かなまちづくり」,「活力ある産業を基盤とする豊かなまちづくり」といった施策テーマのもとに分配されるとして,主要な事業 . . . 本文を読む
先日,ジュニア小説作家兼一流ブランド品評論家(というか超浪費実践家)の中村うさぎが,数年前に「伊勢丹カード」の入会審査に落ちたことを今でも深く根に持っており,思い出すたびに鼻の穴をふくらませて興奮して怒りまくっている,といったエピソードを週刊誌のコラムネタとして披露していた。判ります,判ります,そのお気持ち(ブランド品買いまくりオバサンの心情は全く理解できませんけどね)。
私も今から約10年 . . . 本文を読む
先日,近所の行きつけのガソリン・スタンドでゴルフを戦車もとい洗車した。それも3,200円也のスーパーワックス洗車というコースをフンパツした。別に自慢するわけではないが,今の車に変えてから早や4年と3ヶ月余り,この間,ワックス掛けをしたのは何と今回が初めてである。それどころか,スタンドで洗車をしたのもこれが2度目である(以前やった時は水洗いのみ)。ワープロ変換の第一候補に「洗車」が出てこないのもム . . . 本文を読む
まだローティーンであった遙かな昔,同じ学校の同じ学年に,密かに思いを寄せる女の子がいた(誰にだってそんな経験はございましょう)。小柄で利発で可愛らしく,そう,ドラえもんに登場する「しずかちゃん」のような子だった。ただし私の方は,あいにく「のび太」の役どころを得ることすら叶わず,小さい頃からお互いの家は比較的近所であったけれども幼なじみというほどには親しくならず,また悲しいことに一緒のクラスにもな . . . 本文を読む
この忙しい時期にイヤなものを見てしまった。昨日だかのアサヒの夕刊コラムに,例の《幹》が性懲りもなくまたぞろ登場した。あれだけの「チョンボ」をやらかしたのだから,とうに「ショムニ」とかに配転されちまったか,あるいは薄暗い資料室の片隅でホコリにまみれてミイラ化してしまったのかと思っていたのに,忘れた頃になって再びノコノコと現れてきたりする。ヲイヲイ,ダイジョーブか,アサヒは?
いわく。『住民投票 . . . 本文を読む
西暦2000年初頭を飾るには相応しくない「ちょっとイヤな話」で今年のブツブツが始まる。昨年末は非常に気が滅入ることが多く続いたので多分にガス抜きの意味を込めて。
実は平成11年度の1年間,柄にもなくPTA及び子供会の役員などを務めているのだが,来年度の役員を引き受けてくれる人を12月中に探して決めなければならず,ここ1ヶ月ほどその人選に非常に難儀している次第である。現在私の住まっている土地は . . . 本文を読む
教育産業について。より正確に言えば,教育という名のウンチ(といって語弊があれば肥料ないし栄養素)に群がるベンジョバエ(といって語弊があればダンゴムシないしスカラベ・サクレ)の生態について。ただし,以下に記すことはあくまで最近経験した一例にすぎず,似たような行動生態を示す同類の組織体は他にも何種か存在するようだ。それを承知の上で,ここでは敢えて組織名を明示しておく。
最近『教育研究会』と名乗る . . . 本文を読む
遅まきながら例の東海村ウラン臨界事故についての感想などを少々。予め弁解しておけば,事故の政治的ないし社会経済的重大さ,放射能汚染の時空間的拡がり,周辺住民の身体的・精神的被害状況,さらには汎世界的観点からの影響予測評価等々に関しては,しょせん新聞・雑誌・TV程度の間接情報しか受け取ることの出来ない私ごときに正しい判断なぞ出来るわけがない。しかし,事故そのもの,事故を引き起こした過程,そして事故後 . . . 本文を読む