「PEから始めて、もう3年も勉強しているのに英語が全然しゃべれるよにならない・・・」とMちゃん。今日はレッスンが終わってからも、その言葉がず~っと私の耳に残っています。英語がしゃべれるようになるとはMちゃんにとって、どんなことを意味するのか・・・。自分の考えがポンポンと英語で言えるようになることを意味しているのだろうか。正しい語順と単語量があれば、伝えたいことは伝わるはずなのですが・・。通訳者みたいになりたいというならば、勉強量が足りないし・・・・。学校の成績がもっとよくなりたければ、単語のミスをしてはいけないし・・・・・。もう少し、つっこんで質問してみるべきでした。
ただ言えるのは、語学をマスターするには、時間がかかり、すぐに成果が目に見えにくいということです。しかも、ゴールがあるようでないのが語学。私も未だに壁があって、なかなか乗り越えられないなあと歯がゆい思いをしています。英語での旅行や日常生活には不自由はありませんが、日本語と同じかと言えば、同じではなく、日本語の方が得意です。日本語でさえも、まだまだ勉強しなくてはいけないところがあるのですから、英語ももちろん、まだまだ勉強しなくてはなりません。
何を目的にして何をゴールにするかは、人によって違ってきます。また、それによって方法手段もかわってきます。私からすれば、Mちゃんの英語は3年前に比べると、随分文法も理解できていて、話せるフレーズが増えています。自分の努力の量と成果のバランスが納得できなくて、不満なのかもしれませんね。努力というものは、100パーセント全部、いつも何でも、報われるとは限らないとわたしは思っています。でも、努力なしでは成長はありえません。わかりやすい目標を定めると、達成感を感じることができると思います。まずは、今度いっしょにキャンプする韓国のお友達と仲良くなることを目標にしてはどうでしょうか。キャンプが終わるころにお互いの住所を交換して再会する約束ができれば100点満点。そんな目標でいいと思うのですが、Mちゃんどうでしょうか?くわしくは、また今度のレッスンで・・・。