いちのや

大黒（ダンナ）君が夏休みだった5日間
この何処にも行かないで、いいや
病院には行ったよね～
そんな毎日を過ごしていて
夏休み最終日の今日

急遽出かける事に
大黒（ダンナ）君に全てお任せ



私は車で熟睡

気がつけば埼玉

そして外気温は40度

あり得ない暑さの中での外出です



大黒（ダンナ）君が鰻を食べたいと言って埼玉まで
来ちゃったよね



暑いからなるべく近くの駐車場を探すようにお願いし
徒歩3分ほどで目的のお店に到着
でもね、目に入ったのは「準備中」の看板
あり得ないよ
遠くまで来るなら調べておいてよね

すると大黒（ダンナ）君が
土地勘のない埼玉で歩き始めた

ゲッ～
何処行くの
何してるの

「土地勘も無いのにこの猛暑の中で私たちを
歩かせようって言うの」

悪いけど車に戻らせていただきました


有得ないくらい暑いんだもん

歩けないよ
息すうだけで熱風が器官を痛めつけるようだ



車に戻り当然文句の連発だよね


うりりん（娘）♪が直ぐに
鰻屋を調べ「いちのや」へ行く事に

しかもまたしても歩きで

地図みて直ぐだとか言って
車から降ろされたけど
もう、ヒステリック

だってそこは駐車場横の喜多院の中

鰻なんて食べれるわけ無いしね

怒りはピーク

うりりん（娘）♪もため息

境内の中にあった売店で
お店の場所を尋ねてきた大黒（ダンナ）君が
「駐車場が無いらしい」と歩き出した

待ちたまえ

車で移動が絶対条件だよね
無いわけ無いだろう
そして無くても近所にあるでしょう

もう車での移動しないなら
帰ろうかと思うくらい暑いのよ埼玉は



うりりん（娘）♪が選んだ「いちのや」
それなりにいい感じの店構えでしたよ
天保3年（1832年）から続く老舗らしく
うりりん（娘）♪ナイスです

しかも駐車場が無いと聞いていたのにお店の裏に
30台以上は止められるような
広々とした駐車場があったよ



暑さの中、数分歩いたから
当然ビール
大黒（ダンナ）君はノンアル
うりりん（娘）♪はサワー

暑さで不機嫌な妻と娘を前に乾杯です


私の大好きな鰻の骨を肴に生ビールは幸せな時間
実は十代の頃から鰻の骨に日本酒で飲み歩いていた私
大好きな鰻の骨にご機嫌も少し回復




白焼と鰻巻で始まるのは我家の定番





大黒（ダンナ）君は鰻重の松
アルコールを優先にした私とうりりん（娘）♪は
少な目の「ご年配の方向けの少なめ」の文字につられ
うな丼にしてみた

タレの味は、大黒（ダンナ）君のお気に入りの
高瀬の方が濃い感じがした
だから大黒（ダンナ）君は高瀬の方が好きみたいだったね


ご飯はいらないから
もう少し飲みたかったな～


まあ、貴重な経験をしに
埼玉へ行ってきました