吉田拓郎、最後のテレビ出演。
我らが反逆児も76歳。
残念ながら、老いは隠せない。
26年前、阪神淡路大震災と阿波踊りをテーマに作った番組で、BG全て吉田拓郎の歌を
使った事がある。
事務所に電話してクレジットに音楽・吉田拓郎と入れさせて貰った。
怖いもの知らずだった。
重要なシーンで、選曲兼カメラマンのK君が選んだのは「流星」だった。
良い歌だ。
番組のラストでKinKi Kidsから花束を贈られた拓郎は泣いていた、ように見えた。
でもカメラはさり気なく映すだけで、拓郎のラストテレビはあっさりと終わった。
テレビ出演を嫌った反逆児の最期。
「流星」にはこんな詩がある。
流れる星は かすかに消える
思い出なんか 残さないで
拓郎らしいラストだったかも知れない。
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