足元をすくわれる年

昨年から上がり始めた株価も

調整に入ったな、と思ったら

スペイン国債不安と、東日本大震災で

再度下値を試すのだろう。

地震が起きた日の朝、「今の株価調整は今月いっぱいかかるだろう」と

ミーティングで話した。偶然？いやいや、

株価の動きが、何かを感じ取って動いていたのだろう。

それを感じる私がいたのだ。


今回の震災やスペイン国債にしても、「上手くいくかな？」と思い始めたとたんに

逆の流れが生じる。

「足元をすくわれる」とはこのこと。



為替も同じだ。円・ドルが安定し、ユーロが円安になっていたのに昨晩のＮＹでは円高になった。
これは阪神淡路大震災の数ヵ月後には１ドル＝８０円割れの円高になっていたので連想なのか。
当時は輸出企業のレパトリが原因だったのだが今回はどうか？


「足元をすくわれる」ということなら、エジプト、リビアもそうだろう。
小麦相場の急騰が民主化運動につながった。


政治資金規制法違反で菅首相も「足元をすくわれた」が今回の震災でうやむやか？

日産ではインフィニティー１０００台輸出しようとした途端に

震災で灰になった。


震災は気をつけようがない天災なことだが
この時代を受け入れて生きていく他の方法は無い。

１０００のバイオリン

人にやさしく