JPモルガン・チェース決算、純利益は前年比52・7%減(読売新聞) - goo ニュース
株価は反発している。割安感を感じる投資家がいるのだろう。
しかしながら、3四半期連続減益とはサブプライム関連証券評価損だけでなく
米国型投資銀行ビジネスが構造的に不況になったのだろう。
今朝の日経新聞でも、TOBによる貸付残高の増加が挙げられていた。
この4年間で急成長したM&Aビジネス。
米国投資銀行による低金利資金と潤沢な企業内部留保金を活用した
買収合戦により世界を席巻した米国企業。
しかしながら、買収で大きくなったGEがいま、
グループ企業の切り売りを始めているように
バブルは終焉し「やりすぎ」のツケが残った。
米国ダウ平均株価は4年移動平均線をすでに割り込み
宴の終焉は疑いようもない。
JPモルガンチェースの株価は5年前の株価であるが
今後は急上昇、急降下を繰り返しながら1株=20米ドルを目指すだろう。