ふと「お仏壇」と「ご仏壇」、
どちらが正しいのかと思って調べてみた。
◆『御』について調べてみた
「お仏壇」と「ご仏壇」、どっちも漢字で書くと『御仏壇』である。
調べてみると
御:
(音読み)ギョ・ゴ
(訓読み)おん・お・み・おさ
『御』を「お」と読むのか「ご」と読むのか、
その違いは『音読み』と『訓読み』の違いである。
例外もあるようですが基本的に
「『御』が、音読みの単語の前に付く場合は『ご(音読み)』」
「『御』が、訓読みの単語の前に付く場合は『お(訓読み)』」
となるようなので
仏壇:(音+音)
仏:ブツ(音読み)
壇:ダン(音読み)
なので
「ご仏壇」の方が原則には従っている。
ただし、言葉は慣習により原則に当てはまらない例外もあります。
また、美化語として『お』を使う場合は訓読みの前に付けることがある。
そして、ネットで見る限り仏壇販売店のホームページを検索してみると
「お仏壇」となっている方が多い。
つまり「御仏壇」については「ご仏壇」という読み方が原則に従ってはいるけど、
「お仏壇」の方が一般的なのかもしれない。
◆『音読み』と『訓読み』の違い
漢字は中国から日本に伝わってきたものです。
その名残は読み方に残っています。
中国で使われていた漢字の読み方は『音読み』
日本で新たに作られた読み方は『訓読み』
音読みにも呉音、漢音、唐音など古代中国の国の名前が残っており、
それぞれの時代に作られた音を指している。
また辞書では
音読みは『カタカナ表記』
訓読みは『ひらがな表記』
になっている。
インターネットでもそのように区別されている。
私は
*中国語の『音』を伝える『音』読み
と覚えた。
◆漢字とひらがなの使い分け
「お」「ご」の『ひらがな表記』と
「御」の『漢字表記』がある。
この使い分けは一般的には決まりがないが、
『御』を多用すると堅実、堅苦しい印象を与える。
ただし、官公庁などの公用文では以下の様な決まりがある。
・後に続く言葉が「漢字表記」の場合は『御』を使う。例)御案内
・後に続く言葉が「ひらがな表記」の場合は『お』『ご』を使う。例)ごもっとも
新聞・放送業界では以下の決まりを使っているところもある。
・基本的には『ご』を使う。例)ごあいさつ、ご縁、ご結婚
・慣習として漢字で書いたり、固有名詞的な物には『御』を使う。例)御前試合、御用始め、御所
◆墓について
『墓』は
「お墓」とは言っても「ご墓」とは言わない。
墓:
(音読み)ボ
(訓読み)はか
と読み方から言っても「お墓」が一般的であると言える。
ちなみに、「墓」を「はか」と読むか「ばか」と読むかで迷うときがある。
両家墓、家族墓、個人墓は私はそれぞれ
「りょうけばか」「かぞくばか」「こじんばか」と読んで説明しているのだが、
あるお客様に「そうバカバカ言わなくても……」と言われてから「バカ?」「はか?」とちょっと悩むようになった。
でも「⚪⚪ばか」の方が言いやすい。
富山のお墓レスキュー隊 隊長 亀山龍厳
お墓の疑問質問がありましたら、メールで受け付けております。
ブログでお答えしますね。(個人的なことは伏せて)
→ info☆e1483.com (☆マークを@に変えてください)
自己紹介はこちらです。
Facebookやっています。友達申請大歓迎です。メッセージ付きだと嬉しいです。
ホームページ いい石屋さん.com はこちら
どちらが正しいのかと思って調べてみた。
◆『御』について調べてみた
「お仏壇」と「ご仏壇」、どっちも漢字で書くと『御仏壇』である。
調べてみると
御:
(音読み)ギョ・ゴ
(訓読み)おん・お・み・おさ
『御』を「お」と読むのか「ご」と読むのか、
その違いは『音読み』と『訓読み』の違いである。
例外もあるようですが基本的に
「『御』が、音読みの単語の前に付く場合は『ご(音読み)』」
「『御』が、訓読みの単語の前に付く場合は『お(訓読み)』」
となるようなので
仏壇:(音+音)
仏:ブツ(音読み)
壇:ダン(音読み)
なので
「ご仏壇」の方が原則には従っている。
ただし、言葉は慣習により原則に当てはまらない例外もあります。
また、美化語として『お』を使う場合は訓読みの前に付けることがある。
そして、ネットで見る限り仏壇販売店のホームページを検索してみると
「お仏壇」となっている方が多い。
つまり「御仏壇」については「ご仏壇」という読み方が原則に従ってはいるけど、
「お仏壇」の方が一般的なのかもしれない。
◆『音読み』と『訓読み』の違い
漢字は中国から日本に伝わってきたものです。
その名残は読み方に残っています。
中国で使われていた漢字の読み方は『音読み』
日本で新たに作られた読み方は『訓読み』
音読みにも呉音、漢音、唐音など古代中国の国の名前が残っており、
それぞれの時代に作られた音を指している。
また辞書では
音読みは『カタカナ表記』
訓読みは『ひらがな表記』
になっている。
インターネットでもそのように区別されている。
私は
*中国語の『音』を伝える『音』読み
と覚えた。
◆漢字とひらがなの使い分け
「お」「ご」の『ひらがな表記』と
「御」の『漢字表記』がある。
この使い分けは一般的には決まりがないが、
『御』を多用すると堅実、堅苦しい印象を与える。
ただし、官公庁などの公用文では以下の様な決まりがある。
・後に続く言葉が「漢字表記」の場合は『御』を使う。例)御案内
・後に続く言葉が「ひらがな表記」の場合は『お』『ご』を使う。例)ごもっとも
新聞・放送業界では以下の決まりを使っているところもある。
・基本的には『ご』を使う。例)ごあいさつ、ご縁、ご結婚
・慣習として漢字で書いたり、固有名詞的な物には『御』を使う。例)御前試合、御用始め、御所
◆墓について
『墓』は
「お墓」とは言っても「ご墓」とは言わない。
墓:
(音読み)ボ
(訓読み)はか
と読み方から言っても「お墓」が一般的であると言える。
ちなみに、「墓」を「はか」と読むか「ばか」と読むかで迷うときがある。
両家墓、家族墓、個人墓は私はそれぞれ
「りょうけばか」「かぞくばか」「こじんばか」と読んで説明しているのだが、
あるお客様に「そうバカバカ言わなくても……」と言われてから「バカ?」「はか?」とちょっと悩むようになった。
でも「⚪⚪ばか」の方が言いやすい。
富山のお墓レスキュー隊 隊長 亀山龍厳
お墓の疑問質問がありましたら、メールで受け付けております。
ブログでお答えしますね。(個人的なことは伏せて)
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