耳がボワーンとして （耳管開放症）

下の耳鳴りの記事に、コメントをくださったｍｏｋｕｒｅｎさん。
『私も耳鳴りというか トンネルに入ったときのような・・もしくは 山に登ったときなど ぼか～～んと耳がしませんか？あんな感じに普通でもなるのですよ。自分の声が頭の中で響いています。横になると治るんですけれど・・。』

あ、これはわたしも経験しています。
ええと、、、最近ですね、ここ１～２年くらい。　起き抜けにそういう状態になるんですが、睡眠不足、眠りが浅い、寝ているときに叩き起こされる、そういう時になります。
私の場合は睡眠不足だと原因がはっきりしているから、寝直しをして、次に起きたときには治っていることが多い。

女の人に多いようですね。
『耳管が開放されたままの状態になり、耳閉感や自声強聴（自分の声が大きく聞こえる）などの症状が出ます。（中略）この病気は女性に多く、疲れや睡眠不足の状態が続いたり、急に体重が落ちた時に起こりやすくなります。
耳閉感は頭を下にしたり、お風呂に入ると一時的に良くなりますが、激しい運動をしたりすると悪化します。妊娠中にも起こりやすいようです。』

耳管開放症ホームページ は、よくまとまっていて役に立ちます。
ｍｏｋｕｒｅｎさん、それから「私もそうだ！」という同類さんは、ぜひご覧になってください。

耳管の場所については右図参照。

頭の中のセミはシャーシャーうるさくて、困ったもんなんですが、セミが聴力を下げることは少ないらしい。
人間ドックで聴力検査をするとき、セミの鳴き声に混じって聴力検査の電子音はちゃんと聞こえているので（もちろん私の場合はですが）、気がついていました。

でも、こちらの耳管開放症は聴力が落ちます。
寝ているときに電話があって、耳がボワーンとした状態で電話に出るとすごく聞きづらい。
駝鳥さん、いえ電話の相手は、こんな時間にゴメンねと 遠慮して小さい声で話すものだから、さっぱり聞こえないんですよ。

漢方の加味帰脾湯に効果が見られるとなっていましたので、さきほどのホームページをご参照ください。
それでは、みなさまお大事に。

～～～ちょきちょき～～～
頭の中のセミは、今日は大分おとなしいようです。
昨夜、耳栓をしていた時には井の頭公園全体のセミと匹敵するうるささでしたが、今日は左脳に２匹、右脳に１匹が控えめに鳴いています。
これくらいなら許せます。