仲間が増えるといいな・・・

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『パガニーニ/愛と狂気のヴァイオリニスト』

2014-08-31 | 映画2014
邦題がすごいですね。わかりやすいといえばわかりやすい。
あまりにも表面的のようにも思いますがどうなのでしょうか。
私が知っているパガニーニは彫刻家だったかなぁ。音楽ではない人です。

パガニーニ役のデイヴィッド・ギャレットは俳優さんなのかと思ったら、
本物のヴァイオリニストなのですね。
映画が放映される前に来日して、コンサートもあったようです。知らなかったわ。


パガニーニがヴァイオリンを弾き始めたのは5歳の頃。
13歳になると学ぶべきものがなくなったらしいです。その頃から自作の練習曲で練習していた。
それら練習曲はヴァイオリン演奏の新技法、特殊技法を駆使したものと言われているようです。
演奏の上手さに、「パガニーニは、悪魔に魂を売り渡した。」と噂されたそうです。

あまりの演奏のうまさに観客はまったく付いて行けず、無反応どころか笑いものにしているようでした。
しかし、彼の才能を見抜き、マネージメントする怪しそうな人が現れるわけです。
カリスマ性を持たせて。一躍人気者になりますが・・・

映画の中でパガニーニが薬の煙を吸っていたので、もしかしたらアヘンか麻薬?と思ったのですが、
調べてみたら案の定そうでした。少年時代から病弱。慢性の咳など体調不良もあったそうです。
普通の女性ではない方とも遊んでいたようですから梅毒にもなるでしょうね。
当時はその治療で水銀療法とアヘンの投与したのでしょうか。へ~。

結局、水銀中毒が進行して次第にヴァイオリンを弾くことができなくなり、1834年頃についに引退する。
そして1840年に水銀中毒による上気管支炎、ネフローゼ症候群、慢性腎不全によりニースで死去。

前述の噂が原因で埋葬を拒否され、遺体は防腐処理を施されて各地を転々とし、
改葬を繰り返した末に1926年にジェノヴァの共同墓地にようやく安置された。

なんて、呼んでいるとなんともかわいそう。
パガニーニには、息子が一人いました。奥さんはいなかったのかなぁ。
そのあたりは、映画の中にはありませんでしたので詳しくわかりません。

子供の前では優しいパパでしたが、賭け事をして商売道具のヴァイオリンを手放したり。


5億円のストラディヴァリウスはどれだったのかしら。
ニコロ・パガニーニ役のデイヴィット・ギャレットが弾いていたもの全部かしら。

ショパン、リスト、シューベルトが心酔した天才異端児の生涯に秘められた真実とは・・・

何だったのでしょう。映画を観たけれどわかりませんでした。
認めてもらいたかった。愛されたかったのかな。
他の映画でもそんな印象の映画があったような・・・


 

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