
17,02,19 生田原 8074レ 19:43頃 Canon EOS7D MarkⅡ
暑中お見舞い申し上げます。連日、命にかかわる程の酷暑が続く中、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
日が経過すればするほどその被害の大きさに唖然としてしまう西日本豪雨ですが鉄道の被害も例外ではなく瀬野―八本松や本郷―河内などは土砂流入や土砂崩壊が数か所あり天下の特甲線である山陽線が数か月、あるいは一年単位で不通が続けば日本の物流に大きな影を与える事は必至で一日も早い復旧を願うばかりです。トラックでの代替輸送はトラック運転手の人手不足(人手不足が第一要因で宅配便業者がトラック輸送から列車輸送に切り替えたと言われています)でままならず、フェリーでの代替輸送も速達性に欠けるので早期開通が望まれます。
被災直後、貨物会社が山陰線での貨物迂回輸送に入ったと言うニュースを朝日新聞が流しましたが、そのあり得ない大フェイクニュースと失笑した山陰線迂回代替輸送が現実のものになろうとしています。JR貨物のHPでは”山陽線不通に伴う代替輸送線検討について”と言う告知をしています。列車削減で棒線化を推し進めた山陰線でまさかまさかの貨物列車復活を検討している様です。すでにJR貨物の乗務員が旅客列車を使って福知山線や播但線で線見を開始していると言う情報も流れてきました。そのウラでは東日本大震災の際の長距離石油輸送と同様、政府が物流の停滞による経済停滞損失を危惧してJR貨物に強い要請をしているとの事。重量列車が頻繁に走る特甲線であるので山陽線では仮復旧とはいかず完全復旧しかなく早くても10月末、下手をすれば年を越すと言われている山陽線の全通復旧まで山陰線での貨物代替輸送が実現すれば撮影に行くとこになると思います。
下がJR貨物のHPにあった山陰線への貨物列車迂回輸送をにおわせる文章です。果たして現実のものになるのか、それとも実現には程遠いものの政府要請に対してのカモフラージュか?猛暑の中、目が離せません。
