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北東北になつかしの光景を求めて 9月15日編


 エロエロ光線の中、岩木山バックに撮影が出来ましたが私はこれを撮りに来たのではありません。   12,09,15 木造―中田 8526D 16:56頃 Canon EOS7D

 大休パス北海道旅行の疲れも仕事中に体力の挽回も出来ないまま15~16日はピー助君のお誘いをいただいて北東北私鉄撮影旅行に出掛けました。

【9月15日】
 三連休の初日ですので旅立ちの東京駅はごった返してあました。乗車するのは臨時″はやて351号″です。この列車で新青森まで向かいます。現地の天気予報は数日まえまではぐずつく様な事を言っていましたが、当日はsun予報になっていました。これも日頃から仕事を休まず仕事をしている私のおかげではないかと自負していました。
 新青森まで列車内では退屈するだろうから、どうやって時間を潰そうかとなんてちょっと思ったりしいましたがご同行のみなさまと車内で鉄談義に花を咲かせいたらあっという間に仙台、盛岡そして新青森でした。
 新青森から手配していただいたレンタカーに乗りますが、わがままな鉄ちゃんですので(私だけかもしれませんが・・・)レンタカーは、ほぼ一人一台手配してくれていました。昨年秋の時もそうですが個性が強い(わがまま?)私ですので知らぬ方と同乗すると相手の方が振り回されて大変な思いをするのを幹事のピー助君は充分に解っていて同然の様に私の車は私、一人でした。
 新青森からレンタカーを借りてまずは津鉄(津軽鉄道)に向かいます。実は15~16日に芦野公園で津軽まつりがありその共催で津鉄ストーブ列車(旧客)の運転が五所川原―津軽中里間に一往復あるとの事。まずはそれを撮影に向かいます。順調に現地まで到着して、列車を待ちます。そろそろ列車が来る時刻になろうと言う頃にピー助君から電話が掛かってきてDL牽引のはずの旧客れはなんとDC(メロス号)牽引でしたのと事。これには愕然となってしまいました・・・わたしは何のためにここまで来たのでしょうか?・・・(@_@)
 まぁ~がっかりはしましたが、こんな事は撮影では良くある事です(俗に言う想定内)。メロス号牽引の旧客では撮る気にはなれないので気分を変えて五能線を撮影する事にします。キハ40のタラコは東能代側にいて撮影は出来ませんがリゾート列車が撮影出来ます。一昔前なら深浦のお気に入りの撮影地がありましたが、なんとその撮影地の横にあった犬小屋の主が不細工犬で一躍有名になった″ワサ雄″で今ではワサ雄に会いに来る観光客のおかげで撮影地に車はもとより、自分も近寄れない程になってしまいました。このために新たな撮影地開拓のためにロケハンしながら沿線を車で走らせました。


 303レ据付のための入換中のひとコマです。幻想的な光景です。   12,09,15 津軽鉄道五所川原 18:06頃 Canon EOS7D

 不本意ながらの五能線を夕方まで撮影して太陽が沈む時間に津鉄五所川原駅にむかいます。今日はピー助君のご尽力で津鉄の夜の定期DCを客レにしてもらって昔懐かしい旧客の夜行列車を乗って楽しもうと言う趣向です。心配したDLも修理が完了し(1エンジンが始動しなかったみたいです)列車乗車前には黄昏時に入換中の撮影も出来て大満足でしたが、乗車した旧客の旅は言うまでもなく最高でした!
 夜行列車は定期17レと54レを運休として同スジに臨303レ(五所川原18:50発―津軽中里19:36着)と臨352レ(津軽中里20:11発―五所川原20:53着)を運転するものです。DL牽引で旧客2両編成。うち1両は一般旅客が乗車し、もう1両は我々が乗り込む事になります。
 旧客に乗ると昔、山陰線をD51を撮影した時に乗ったDF50牽引の普通列車を思い出してしまいました。開け放たれた窓から流れ込む夜風や走行中に線路際の田んぼやススキに映る客室の蛍光灯の光に昔を思い出していました。その中で最高に感動したのが駅に停車した時の静寂です。動力を持たない旧客の列車が停車した瞬間、周囲は静寂に包まれます。虫の鳴き声、踏切の警報音、そして車内の話し声。またDLのエンジン音が遠くに聞こえて来ます。この経験はたぶん30年数年ぶりではないでしょうか?


 旧客の車内に日常の光景が繰り広げられるなんて、この日本にはもうあり得ないと思っていました。  12,09,15 津軽鉄道嘉瀬到着 303レ 19:11頃 Canon EOS7D

 この夏は何度か非冷房の列車に乗りましたが全て気動車でした。しかし今回は旧客です。旧客に乗らないとこの静寂は体験出来ません。これ(体験出来た)だけでも遠く青森まで来た甲斐があったと言うものです。
 ふと、思ったのですが私が命尽きてあの世に向かう時はきっと旧客が私を迎えにくる気がしてきました~12系が来ても乗らないかもしれないし・・・(笑)
 至極の時間はあっという間に過ぎ行くものです。五所川原ー津軽中里往復の旧客の旅は充分堪能はできましたが”えっ?”と思うほど時間は早く過ぎ、終点の五所川原に到着してしまいました。
 五所川原到着後、みなさんは懇親会に出掛けられたらみたいですが私はアルコールを絶った身(女は絶っていません!(^o^) )ですので、みなさんが美味しくアルコールを飲み干す光景は耐え難く、失礼ながら懇親会は欠席させていただき、ホテルでそうそうに休ませてもらいました。


 津軽中里に到着し、発車までの僅かな時間に鉄道の忘れていた光景がくり広げられていました。   12,09,15 津軽鉄道津軽中里 352レ 19:55頃 Canon EOS7D

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コメント一覧

DT200A@CF-Y7
北の親爺様
 よっぽど暇な時のご投稿、ありがとうございます。

>津軽鉄道では突然、好きもの親爺三人組が間際にお邪魔しました。

 あんな直前に現場に到着する無礼者もいるんだぁ~と思っていたら”好きだねぇ~!”の三人衆にはビックリでした。

>全く事情が理解できておりません。撮影の上下列車の列番等ご教示願えないでしょうか?

 16日分の記事に列番と時刻を記載しますので、そちらをご覧になってください。
北の親爺
津軽鉄道では突然、好きもの親爺三人組が間際にお邪魔しました。我々は結局同じ場所で上りも撮影致しましたが、私は同鉄道沿線初参戦でしたので全く事情が理解できておりません。撮影の上下列車の列番等ご教示願えないでしょうか?
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