11日~13日の2泊3日のうち、やはり12日の”北斗星”の撮影がメインでした。撮影した場所はたいした所ではありませんがいつかは撮影してみたいと思っていたポイントでしたので念願が叶ったと言えます。天気予報は曇りでしたが執念で晴れさせた様なものです。ちなみにこの列車は前夜の東北線集中豪雨のために90分以上遅れています。そのため静狩あたりでは太陽が高くなってしまうので苫小牧から大沼まで大移動する事ににってしまいましたが、晴れて撮れたからその苦労は報われました。 15,08,12 大沼 8007レ 08:45頃 Canon EOS7D MrakⅡ
引退のカウントダウンもあとわずかになった”北斗星”というよりブルトレですが幸いにも11日から13日まで渡道するチャンスがありましたので那須啓さんと連れだって撮影に向かいました。
本来、私のように職業は人様がお休みの頃が一番忙しくなります。したがって8月は1日だけ自分の希望する休みを入れただけで(9日に明知鉄道のエアーC12を見に行くつもりで→結局は出撃せず)、後は会社側の提示した勤務シフトに従って仕事をするつもりでした。しかし、勤務が発表されると頼んでもいないのに11日が一交勤務の非番(アケ番)で12日~14日の三連休になっていました。同僚に悪い気もないではないですが”休んで良いよ!”と言う事なのでありがたく休ませてもらう事にしました。
さて、せっかくだから何処へ行くか?と考えるもなく北海道へ最後の”北斗星”・”カシオペア”の撮影へ行くために手配を開始したのは当然の成り行きでした。ただこの時期は交通機関は何処も繁忙期です。まともに航空券を購入すると安さが売りのスカイマークでさえ片道の航空券が3万円近くします。これは如何なものか?と調べると繁忙期であるので通常期よりは価格が跳ね上がってはいますが往復の航空券(それもJAL)とホテル2泊込で5万円代のツアーを見つけました。ホテルも希望の東室蘭は満室なものの苫小牧なら空室がある様子。繁忙期直前の申し込みだし、もし快晴に恵まれたら沼ノ端で201レも撮影出来るかな?と言う期待もあり東室蘭てはなく苫小牧で申し込みしてみるとなんと全行程OKの返答があり、何とか行けそうになって来ました。
そんな訳で思いがけず11日のアケ番から13日まで(14日は自宅で休養日)の2泊3日で鉄仲間の那須啓さんの御同行もいただいてブルトレに憧れて鉄ちゃんになったオヤジの最後のブルトレ遠征に出撃する事になりました。
別に好撮影地では無いのですが日没時間からの条件から言ってここで撮影するのが順当となってしまいます。そのため昼頃には現地に向かって三脚を立てないとダメでした。一番左の無人の三脚が私のカメラ位置です。毒盛になったのでまともな撮影をしてもダメとこんなカットを撮影してみました。脚立は周囲の鉄ちゃんが”使ってないからどうぞ”と貸してくれました。そのような雰囲気ですから鉄ちゃがたくさんいても和気あいあいで楽しく撮影が出来ました。 15,08,12 黄金 8008レ 18:12頃 Canon EOS7D MrakⅡ
7月25日に勤務発表からあわてて8月11日からの撮影ツアーを申し込みで、さらに北海道にとってみれば一年で一番込み合う時期でもあります。そのためツアーは確保出来てもレンタカーが確保出来ません、いつものクイックレンタカーは台数も少ないから(と言っても50台以上は所有していますが)当然の様に満車でした。いくつか電話して駅レンでコンパクトカーの空きがありました。当日、現地でわかった事ですがトヨタレンタカーやニッポンレンタカー等大手レンタカー会社は確かに保有台数も多いものの日程が集中するために借りる当日に飛行場からレンタカー会社への送迎バスの順番待ちで1時間待ちで、さらにカウンター前でも係員がフルに動いていても手続き待ちで30分くらい掛かるそうで、ある事情通の人に言わせると繁忙期のレンタカーは規模の小さいレンタカー会社で借りた方がスムーズだそうです。それを裏付ける様に11日の駅レンは空港からレンタカー会社までの待ち時間は5分でレンタカー会社カウンターでの待ち時間は0分で極めてスムーズに出発が出来たの対して大手のレンタカー会社は空港内で送迎バス待ちで長蛇の列になっていました。普段、繁忙期に旅行しない私にとっては仕事柄貴重な経験をさせてもらった様です。
11日~13日の天気は寒気が北海道入って気圧が不安定で予報は曇りまたは雨ベースでしたがいざ、現地に向かうと(特に噴火湾沿いは)天候は安定していて太陽がまぶしく、暑くて日焼け止めが欲しいほどの天気でした(太平洋側の白老あたりは豪雨でも噴火湾内に入ると快晴とまではいかなくても晴ベースになっていました)。しかしだからと言って撮影も順調かと言うとそうではなくて肝心要の朝夕は珍味雲(はぐれ雲)が襲来して思うようには撮影出来ませんでした。でもそうは言っても、もう聞けないと思ったDD51のスーパーチャージャー音が聞け、またカニからの排気の匂い(臭い?)も体験出来て思いがけないチャンスだったと感謝いたします。ツアー代金とレンタカーおよびガソリン・高速道路料金と呑み代を合算して10万円くらいの出費となりましたが職場で管理者になってしまったが故にほとんど鉄ちゃんに出撃出来ない某助役さんの言葉を借りれば”ブルトレに憧れた世代にとって出費の問題ではなく最後を見届けられる幸せを味わう事が大切”だそうで、それが出来ただけでも良かったと思います。
最後に全行程お付き合いいただいた那須啓さんには厚く(熱く?または暑くかな?)御礼申し上げます。
まだEF510では撮影する事もあるかもしれませんが、DD51の”北斗星”としては間違いなくこれが最後となります。そんな事から最後尾のカニのバックサインを撮影してみました。 15,08,12 黄金 8008レ 18:12頃 Canon EOS7D MrakⅡ
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