マッキントッシュと呼ばれた男

世界の覇者フリーメーソンを追って活躍する、
イギリス情報部員マッキンの戦いを描く。

ゴールデン・トライアングル 05/07

2006年05月05日 | Weblog





特選 ベストセレクション 

ワールド ミステリアス クラブ
オーゼル マーフイ の世界

●マッキントッシュと呼ばれた男

MI6はその黒幕と組織の全貌を
突き止めんと、躍起になって居た

百年戦争の膠着の谷間でフリーメーソンの
世界戦略 ロスチャイルドとの水面下の戦い

大きなホテルの割には人気の少ない所で
英国大使館にいる情報局員の指定した
ホテルであった。

夕刻六時過ぎであったが太陽が西日となって、
真っ赤に燃えチエンマイの町を赤く染めていた。

「マリア明日はチェンセーンから、ゴールデン・
トライアングル、メーサイの近くまで行って
蔡霊新と会う事になっている。

そこは麻薬の集積地で治外法権の所で、
とても不思議な東洋の魔窟だよ。」
「マッキン それはとても楽しみだわ。」
そう言ってマリアは窓の下から広がる
森林地帯に目をやった。

国境を抜けミャンマーえ向かう壮大な
歴史と数奇な運命が刻まれた地を感じると
マリアは確かに人生の転機を予感するの
であった。

そして改めてマッキントッシュを男として
見ている事に、気が付くのであった。

次回

マッキンは独特の直感でマリアの
心の動揺を知った
山岳民族の衣装を着たウエトレスが

チエンマイのワインを持って来た。
マッキンは静かにワインをすすって
話し始めた。

プログ マッキントッシュ 週刊
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オーゼル マーフイ 著
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