マッキントッシュと呼ばれた男

世界の覇者フリーメーソンを追って活躍する、
イギリス情報部員マッキンの戦いを描く。

トーマスマン ジュニアー 03/19

2006年03月10日 | Weblog






特選 ベストセレクション 

ワールド ミステリアス クラブ
オーゼル マーフイ の世界

●マッキントッシュと呼ばれた男

MI6はその黒幕と組織の全貌を
突き止めんと、躍起になって居た

百年戦争の膠着の谷間でフリーメーソンの
世界戦略 ロスチャイルドとの水面下の戦い

イスラエル トーマスマン 一族

弟のトーマスマン ジュニアーが叫んだ。
「姉さん それってどういう事」
「トーマス あなたは黙って。
わたしはマミーのおとうさんの恨みを
晴らすため、ロンドンで勉強するのよ。」

マリアのママ エリザベトは首を横に
振りながら、エスペラント語で一人ごちた。
「マミー 英語で言って。マックには判らない
わよ。」気の強いマリアは苛立って手を振り、
エスペラント語で言った。

マッキントッシュはしかしエスペラント語を
良く理解していた。

マミーはこう言っていたのだ。
「お前は最悪の親不幸ものよ。ダビデの神に
呪われているわ。」
上席情報官 クレマーは遅くなって現れた
どこまでいっても良き時代のジョンブルであった。

香りの良いパイプタバコを揺らして、
エリザベトを抱擁して、「暫くだったね」と言った。
エリザベトは「この度はお世話になりますわ」
と言って、マリアを振り返った。

「マリア君は美人になったね」
クレマーはマリアの手を握って
「今度の週末はワタシの
田舎コーンウォールにマッキンと、
一緒に来てくれ。」

コーンウォールというのは、イングランド
南西部にある半島の先端にある所で
ブリテン島の最西端にあるんだ。

デヴォンはその隣の地方でどちらも
自然がたっぷりと残っているので、
きっと気に入ってくれるよ。
エリザベトとトーマスも一緒にね。」

マッキンはマリアがイギリスに滞在中は、
オックスホードの田舎屋に住んで
ロンドン大学まで 電車で通学するか、
大学の寮にするかはまだ決めていないと言った

クレマーはマリアの若さに眩しさを感じつつ、
なぜかマッキンが妬ましく思えるのであった。

次回

デヴォンにあるドルースティントンの村は
エリザベトの父親のマーク・トーエンが家族を
呼び寄せて暮らした所であった

プログ マッキントッシュ 週刊
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オーゼル マーフイ 著
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