マッキントッシュと呼ばれた男

世界の覇者フリーメーソンを追って活躍する、
イギリス情報部員マッキンの戦いを描く。

マッキントッシュの男 ドルースティントンの村

2004年08月11日 | Weblog






特選 ベストセレクション 

ワールド ミステリアス クラブ

オーゼル マーフイ の世界

●マッキントッシュと呼ばれた男

MI6はその黒幕と組織の全貌を
突き止めんと、躍起になって居た

四面楚歌のイスラエルは、国の存亡を掛けて、
孤独な戦いを強いられている

マッキンはマリアがイギリスに滞在中は
オックスホードの田舎屋に住んで
ロンドン大学まで電車で通学するか
大学の寮にするかはまだ決めていない
と言った

クレマーはマリアの若さに眩しさを感じつつ、
なぜかマッキンが妬ましく思えるのであった。

デヴォンにあるドルースティントンの村は
エリザベトの父親のマーク・トーエンが
家族を呼び寄せて暮らした所であった。

そんな思い出はエリザベトにとっては
辛い事ではあったが、
この時期子供たちに是非 見せて置きたい
と言う願望が強かった。

トーエンはギリシャでサラブレットの
アラブ馬の繁殖家として、有名になっていた。
そして彼はデヴォンにあるドルースティントン
の村を繁殖地として選んで居たのである。

それは素晴らしくきれいな清流と豊富な牧草に
恵まれた、天然の放牧地帯だったのであった。

森を流れる川の澄んだ水を通して
川床まで見える清流に魚が泳ぎ、森にリスが棲み
フクロウの鳴く環境はマリアの心を癒すことで
あろう。

アンスポイルド(汚れ無き)と称される
デヴォンの森が、マリアのロンドン生活の
門出になればと、クレマーの配慮であった。

マーブルアーチのオフィスに帰る二人に、
エリザベトはデナーは九時にボンド・ストリート
にある、牡蠣の店ボブで良いかと念を押した。
マッキンは手を広げてOKと言った。

オフィスに戻ったマッキンは

【アルカイーダの報復】
と表紙されたレポートを見た。
 
 昨年は5月、11月に外国人住宅街が
爆破テロに遭い米国人など51人が死亡している。

サウジアラビアは中東きっての親米国家であり、
政府は5月のテロ事件を
『サウジの9・11』と名づけ、過激派の取締り
・ 弾圧を強化してきた。

これまでに数百人が逮捕、投獄されている。

サウジアラビアは、イスラム教の始祖マホメット
生誕の地メッカを抱え、イスラム原理主義の色彩
が極めて濃い。
王家の正当性はメッカの守護職を持って任じている
ことにある。

ところが石油の発見で王制の実態は一変する。
1930年代に米国石油資本により採掘が始まり、
砂に覆われた国を一躍大金持ちにした。

ただし豊かになったのは国ではなく
王族だけだった。

 王族は贅沢三昧、政治腐敗し、民衆は貧しい。
神のもとの平等を説くイスラムの教えに明らかに
反しており、王家は、原理主義勢力との妥協を
強いられてきた。

 こうした背景もあって、ビンラディン氏に
財政的な援助まで与えてきたサウジアラビア
の王家は
『9・11米多発テロ』以来、アルカイーダ
弾圧の方向に急転換する。

米国の強い圧力があった、といわれている。

次回

イスラエルのスパイ網摘発

ヒズボラ要人暗殺を計画 

イスラエルがチュニジアでスカウトした
パレスチナ系チュニジア女性は
イスラエルの支援を受けて同地で事業を展開
レバノンに事業進出するとの名目でレバノンに
スパイ網を構築していた

マッキントッシュblog
http://dskas.exblog.jp/

オーゼル マーフイ 著
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/5481/
ggg.html

 ■新品SR-DVDプレーヤー無料
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/
5481/index3.html