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【現代思想とジャーナリスト精神】

【永岡浩一さんからの通信】

【永岡浩一さんからの通信】


ジャム・ザ・ワールド-UP CLOSE(2022/12/20) 青木理&小倉孝保 2022年国際ニューストップ5、プーチン大統領のウクライナ侵攻、中国の覇権主義と米中対立、アメリカの中間選挙、イギリスの政変、ポピュリズム、冷戦後西側の一人勝ちの裏に残された思いがここ数年爆発、原発は安全保障の大弱点、アメリカがベトナム戦争など二枚舌を使ったツケが2022年に来て、戦争否定、人権主義を徹底しないと世界は破滅を語る



 永岡です、アマゾンミュージック配信のジャム・ザ・ワールド-UP CLOSE、火曜日の担当はラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/5d4a6315-2dc4-47ba-9e7a-4e33c4d31dc5/jam-the-world---up-close-2022-12-20-%E9%9D%92%E6%9C%A8%E7%90%86%E3%80%8C%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92%E5%B9%B4%E3%83%BB%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9top%EF%BC%95%E3%80%8D )。

 大竹まことゴールデンラジオ、武田砂鉄さん出られて、軍事費倍増の話題で世間は一杯、忘れられているものがある、忘れさせられているもの、子育て、若者支援は、必要な費用と予算は具体化されず、軍事費のみ、岸田氏は子供予算増加と言って、福祉は忘れて、選択肢を最優先に、でいいか。臨時国会では閣僚不祥事ラッシュ、3大臣辞任、しかし秋葉氏は疑惑の塊、親族の政治団体への寄付、秘書に選挙報酬、秋葉氏は会見を開いて開き直って、そしてサッカーワールドカップで消されたもの。自民の薗浦氏の政治資金問題、その他無数のデタラメ、薗浦氏は東京地検特捜部が捜査、薗浦氏は閣議決定の戦争3文書実務者、麻生派、麻生氏の側近でムチャクチャ。2週間の軍事費倍増、しかし統一協会問題は解決せず、被害者救済法はまだ改善が必要、そして自民の政治家と統一協会の問題は、細田氏は逃げて、安倍氏のことは何も調査せず、養子縁組問題もあり、国会が終わり消えたらダメ。岸田政権は支持率25%、来年の統一地方選について、自民にマイナスのものを消そうとして、それをさせないのは大事。様々なメディアで今年1年のものが出るが、統一協会問題、軍事費倍増などちゃんと解決させるべき。大竹さん、細田氏はうやむやにさせたらダメだと説かれて、記者会見は細田氏すべきと怒られて、武田さん、被害者救済法の成立後統一協会のことは沈静化ではダメ。大竹さん、昨日も山口広さん、法案は改善すべきと言われたと説かれて、武田さん、今年1月は日本学術会議問題、文書交通費もウヤムヤ、政権による時間切れ待ちを許すと危険だと指摘されました。



 青木さんの回のゲストは毎日新聞論説委員の小倉孝保さん、2022年国際ニューストップ5、トップ1はおそらくプーチン大統領のウクライナ侵攻として、このラジオお馴染みの小倉さんのお話、小倉さんはカイロ、ニューヨーク、イギリスと駐在、今年のトップ5は、1位はもちろん決まっていて、これは誰が見ても明らか、後の順番は地域性も考えて選定、5位はイギリス政治の混乱、民主政治のむつかしさ、首相が交代、また交代、さらにポンド暴落、小倉さんは、日本でも人気のトッド氏にインタビューして、150~200年はアングロサクソンが先行してそれを追うもの、戦後民主主義、70~80年代の新自由主義、グローバリゼーション、そして反グローバリズム、トランプ氏、イギリスのEU離脱、ポピュリズムが英米から出て、フランス、ドイツに伝播、イタリア、日本も半周遅れでそうなり、イギリスの政治は、国際社会には、5年10年すると未来を見ていたとなり、ジョンソン氏、ポピュリズム、ハチャメチャ、イギリスのトランプ氏、トラス氏が首相になり、財源明示せず減税して、当選しても市場に拒否されて、ポンド急落で50日にて退陣、世界に広まったポピュリズムに対して揺り戻し、ブレーキが来ている。青木さん、イギリスの減税など、日本も同じ、借金は日本だとイギリスりひどいと説かれて、小倉さん、イギリスは財政ちゃんとしないと、というスナク氏になり、厳しいがやらないとダメ、アメリカもそうなる。日本は財政悪化でジャブジャブお金を使い、世界を読み間違えると大変なことになる。青木さん、これから大衆迎合ではない政治が主流になるかと説かれて、小倉さん、5年10年たち、ポピュリズム否定がイギリスではじまったと見る。青木さん、小倉さんは金曜日にコラム、ジョンソン氏はトランプ氏的なものとして、世界がワールドカップで盛り上がり、イギリスが負けて、PK外した3選手が黒人で、SNS発信でヘイトスピーチ、しかしジョンソン氏はそれに怒ったものを紹介、ジョンソン氏は人種差別に対する怒りがあり、中傷へのイギリス社会の否定、ジョンソン氏は中傷を否定、青木さん、トランプ氏と正反対、情けないが日本でそうなったら日本の総理はそんなことは考えられないと説かれて、小倉さん、ジョンソン氏は軽い面もあるが、ギリシャ、古典を大学で学び、古いヨーロッパ伝統を学び、青木さん、岸田氏は杉田水脈氏のことを切れと説かれて、小倉さん、指導者は差別NOが絶対。青木さん、宮台さん襲撃で、文科大臣、総理、都立大だから都知事が反対を言わないと説かれて、小倉さん、それは残念。

 4位は、アメリカの中間選挙と、トランプ氏の立候補表明、事前予想の反対、これは5位と類似、アメリカで、あまりにトランプ氏の台頭があり、しかし議事堂襲撃、選挙結果否定に、アメリカ国民は拒否だというもの、トランプ氏当選時にポピュリズムに触れたアメリカ社会が逆に振れた。青木さん、振り子がポピュリズムからまともなものになったのかと説かれて、小倉さん、2015~16年のEU離脱、トランプ大統領当選と危ないとなり、格差は広がり、虐げられた人は大変なまま、ポピュリズムでは何も解決しないと気づいた人間が増えた。青木さん、全般的にポピュリズム、反知性主義から揺り戻しで、少しまともに進むのかと問われて、小倉さん、それは英米で始まり、しかし北欧のスウェーデン、イタリア、フランスではポピュリズムの高まりがあり、世界がポピュリズム否定にはならず、ポピュリズムの問題点ははっきりしたが、時間はかかる。青木さん、トランプ氏は共和党の候補にならないと説かれて、小倉さん、激戦区でトランプ氏の推した候補は落選して、共和党の中でトランプ氏の人気は高くても、民主党に勝てず、トランプ離れ。

 3位は中国、習近平氏3期目に突入、青木さんそれはそうだと説かれて、小倉さん、戦争なしならこれが1位、鄧小平氏以来の前例を否定、習近平氏はいつまで権力か、何期まではなく、習近平氏が間違えても異議申し立ては困難。青木さん。ゼロコロナで習近平氏退陣を中国で求めて、コロナ対策は激変だと説かれて、そして2位は米中対立深刻化、ペロシ氏の台湾訪問、今後20年は米中の対立が世界を席巻、中国は大きくなり、アメリカがそれに対決。アメリカの議員は台湾によく行き、アメリカは中国対立に力を入れる。青木さん、かつての冷戦とは異なり、台湾の半導体をめぐり米中対立は熾烈、しかし中国と日本は密接ではあり、そしてアメリカも、ヨーロッパも中国なしで存在できないと説かれて、小倉さん、エズラ・ボーゲル氏、2年前に亡くなり、インタビューを小倉さんして、中国台頭はアメリカ人に脅威かは日本人に想像できない、この100年、アメリカは世界最大の意識、それを脅かすもの、GDPはアメリカを抜き、宇宙開発、軍事力と中国はアメリカを凌駕だとアメリカ人は恐れて、そのシンボルはトランプ氏、そしてバイデン氏になっても同様、緊張は高まり、しかし中国なしで世界は存在できず、落としどころは何か、緊張、対立しても、米中は親密なところもあり、米中関係を、最悪にならないように軟着陸は両国意図している。青木さん、一時的には中国はアメリカを抜いても、高齢化と人口減少があり、アメリカのような覇権国家にならないと説かれて、小倉さん、コロナで中国経済は落ち込んで、中国は今イケイケだが、落とし穴はある。青木さん、米中は覇権争いと、水面下の協調があり、日本の軍事費倍増はアメリカの食い物にされていると説かれて、小倉さんその通り、日本は自分たちの問題と考えるべき、軍事費は金額ありきはおかしい、アメリカケツナメは残念。青木さん、軍事費倍増はバイデン氏に約束だと説かれて、小倉さん、GDP2%はおかしい。

 1位は、もちろんプーチン大統領のウクライナ侵攻、100人の識者のほとんどが選ぶ、プーチン大統領の核使用示唆、NATO拡大、食糧、エネルギー価格高騰、ヨーロッパに戦争なしと見ていたらえげつないことになった。青木さん、ロシア、国連安保理の常任理事国が他国に武力侵攻はムチャクチャだと説かれて、小倉さん、89年に冷戦終了、91年のソ連崩壊で、それから西側は平和を享受やと思い、ロシアは自分たちの配下になると見て、ロシアは弱体化、ロシアを無視して国際社会を動かして、90年代後半から、ロシアはNATOを東側に拡大するなと、クリントン氏の時にゴルバチョフ氏が求めて、しかしアメリカにとってロシアは敵ではなく、自分たちの言いなりと見ていたが、ロシアは表面上そう見えても、ロシアには恐怖心+憤り、2014年のクリミア半島併合で目が覚めず、クリミア半島はロシアと歴史的関係もあると見ていたが、ロシアは屈従と恐怖心であったと、2月24日にわかった。

 青木さん、プーチン大統領は許されないが、冷戦後の西側のおごり高ぶりもあり、ロシアでは、ソ連崩壊で大変な目にあい、それから脱するならプーチン大統領もあり、西側がそれを許したと説かれて、小倉さん、今回のことは120%プーチン大統領に責任があるが、ソ連崩壊で西側はロシアを助けず、物がなく、第2次大戦後、西ドイツに対してアメリカのしたような支援はなかった。青木さん、プーチン大統領の、戦争と原発、そして核抑止、核は人類の敵であったと分かった説かれて、小倉さん、今も核は世界を揺さぶり「原発は安全保障だとムチャクチャ危険」、核兵器は、プーチン大統領は今使用していないが、大悲劇にはなっていないものの、使える核を、という論議はウルトラ危険、人間は、広島、長崎を最後にと77年前に誓ったはずが、米露は一部核軍縮はそして、しかし、イギリスは核軍拡になり、中国もそう、DPRK、イランも同様、核兵器は安全保障のためだとデタラメが跋扈。

 青木さん、2023年のポイントになる国、DPRKの核開発、イランのヒジャブ、そして日本も血を吐きながら続けるアホなマラソンだと指摘されて、小倉さん、ウクライナ情勢は世界を激震に導き、うまく停戦だといいが、DPRKの核実験、イランも同様、イランが核武装だとサウジアラビア、イスラエルにも悪影響、国際社会が平和の正反対、青木さん、ウクライナは侵略されて譲れず、しかし長期化して、ウクライナが西側の武器の実験場だと危惧されて、小倉さん、危惧するのは、日本も含めて欧米はロシアに制裁は効くと見ていたのに、あれほどムチャクチャな進攻をロシアがしても、国際社会でロシアの味方の国は減らず、アメリカの影響力は減り、民主主義より大事なものがあるという空気は危険。

 青木さん、アメリカの力が落ちて、日本は武器を買えになり、アメリカ、西欧の二枚舌が見透かされたと説かれて、小倉さん、中東、南アフリカから見たらアメリカがすべて正しいではなく、小倉さんはアメリカの過去20年を見て、イラク戦争の刑務所で大虐殺して、アメリカがナチスになり、拷問など人権主義の正反対のものをアメリカに見せられて、その結果は、ロシアはひどいが、アメリカも同様のえげつないことをしたとなる。青木さん、民主的な政権を潰す、ベトナム戦争とアメリカはやりたい放題のツケが来たと説かれて、小倉さん、戦後西側のやってきたことを反省する時期である。そして2023年も大変、小倉さんはいつでもジャム・ザ・ワールドに出るとして時間になりました。青木さん、プーチン大統領のウクライナ侵攻は最大のニュースで、絶対悪ではあるが、それに至る経過もあり、アメリカ、NATOは非難できるのか、正義は二枚舌ではないかと言われて、世界は、日本はちゃんと答えられるかと説かれました。ラジオを聞いて書き起こしして、納得でした。これも拡散してください、以上、青木さん、小倉さんのお話でした。



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