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【現代思想とジャーナリスト精神】

【永岡浩一さんからの通信】JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/6/14) 青木理&北丸雄二

【永岡浩一さんからの通信】
JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/6/14) 青木理&北丸雄二 アメリカの今、中間選挙、ウクライナ戦争、中絶、銃規制を語る、アメリカには日本の明治時代の家制度とは異なる家父長制、男性優位主義が根強く残り奴隷制度の残滓で人権を否定する空気があり、ライフル協会は金で暴力を肯定、戦争で死の商人ウハウハ、トランプ氏は負けるのが怖い今の巨人みたいなショボイ面もあり、激変するアメリカの病理を分析する!


 永岡です、アマゾンミュージック配信のジャム・ザ・ワールドUP CLOSE、火曜日の担当はラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/e1495d13-a659-48e2-b813-99002fb660ba/jam-the-world---up-close-2022-06-14-%E9%9D%92%E6%9C%A8%E7%90%86%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E6%9C%80%E6%96%B0%E4%BA%8B%E6%83%85%EF%BC%88%E4%B8%AD%E9%96%93%E9%81%B8%E6%8C%99%EF%BC%86%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%81%AF%E4%BB%8A%EF%BC%9F%EF%BC%89%E3%80%8D )。何とか追跡します。

 この前に、大竹まことさんのゴールデンラジオに津田大介さん出られて、ネットと社会のことを語られて、最後に政治へのあきらめ、例えば夫婦別姓がされないが、検察庁法改悪、入管法改悪をネットで阻止できた(どちらも与党のゴリ押しできたのを市民が止められた)、様々な文化人が発信、望月さんのいい報道で入管はアウシュビッツだと、市民とネットがコラボできて、選挙は数年に一度だが、ネットで市民は365日関わられて、ネットには問題もあるがもちろん利点もあり、クラウドファンディングもokで、ネットのメリット>デメリットにしたいと説かれて、大竹さんもアメリカだと民主党と共和党が拮抗していたら緊張感はあるが、日本は地方も含めて一強だと説かれて、津田さんは野党が市民の声にこたえて大同団結、今すぐは困難でも5年10年かけてやるべき、市民が政治に絶望だと社会崩壊。大竹さんもマイノリティの声をくみ上げる力が弱まっている、小島慶子さんもポリタスTVの成果を問われて、津田さん、北九州の生活困窮者のことを取り上げたもの、渋谷さんの日本の賃金が上がらない理由の回も反響が大きく、地上波テレビでこれをやるべき、深沢真紀さんのフェミニズムの解説も注目されて、それらをある程度時間をかけてやるべき(要するに市民のニーズに合わせず自民党忖度のテレビばかりだから滅ぶ)。大竹さん、20代の男性の7割が女性との付き合いに興味なしに驚かれて、津田さん、若者にお金がそもそもないのを社会は把握しているのかと締めくくられました。



 テーマはアメリカのこと、ジャーナリスト、元東京新聞ニューヨーク支局長の北丸雄二さんがゲスト、11月の中間選挙、インフレ、中絶の判決、トランプ氏のことなど、もちろんウクライナもそうで、銃規制など、アメリカ問題のスペシャリストの北丸さんのお話、山ほど話題はあり、ウクライナについて、最初はバイデン氏は介入せずから、武器提供を積極的にして、米ロ代理戦争だと青木さん説かれて、北丸さん、ウクライナでは民主党も共和党も珍しく一致、400億ドル支援を両党でやり、5兆円=日本1年の軍事費を支援、ウクライナ頑張れを越えてアメリカの安全保障+ロシア封じ込め+中国牽制の3点があり、ウクライナだと国内の世論も一致、しかし戦争は終わらない。青木さんもロシアの蛮行は許せないが、あまりに巨額の軍事支援は死の商人ウハウハ、アメリカウハウハだと説かれて北丸さん、ジャベリンのロッキードマーティンは株価上昇、軍事産業ウハウハ、民主主義を守る大義名分で死の商人ウハウハ、コロナは解説しないが、雇用統計はよく失業率も悪くなく、本来ならバイデン氏選挙に有利。

 青木さん、バイデン氏の支持率が上がらないと説かれて、北丸さん、赤ちゃん用の粉ミルクが品薄で不評、青木さん、ニュースはそれ一色でアメリカは大変であったと説かれて、北丸さん、アボット社、粉ミルクを飲んだ赤ちゃん二人が細菌感染で亡くなり、工場閉鎖、品薄+買占め、45ドルのものが倍、バイデン氏、日本に来てミルクのことを演説、岸田政権に出せ+ネスレに依頼、母乳大作戦!粉ミルクを薄める、牛乳を赤ちゃんにはまずい(日本だと半年)で社会問題。青木さん、粉ミルク会社のミスがバイデン氏の人気をどうして下げるのかと問われて、北丸さん、FDAは赤ちゃんのことを知りながらバイデン氏の知るのが遅れて、政治責任だと調査報道+物価高、えげつないインフレ、北丸さんもこの円安だとアメリカに行けない+ガソリン値上げもバイデン政権直撃、アメリカは世界一の産油国だが、日本の2/3の値段である(日本はガソリン税えげつない)のに、1リットル150円、しかし都市部だと200円を超えて、そして物価も高く、実質日本同様のガソリン高、アメリカ人には高すぎる。ロシアのウクライナ侵攻もあり、そしてバイデン政権の支持率は低迷。 

 が、トランプ氏元気、中間選挙は共和党有利かについて、北丸さん、インフレと、選挙の時のウクライナ+最高裁の中絶判決、73年のものがひっくり返ったらどうするか、女性票はそれだと民主党に行く。青木さん、中絶で保守とリベラルがアメリカを分断だが、最高裁判事、トランプ氏で保守派になり、最高裁判決がマスコミにリークされた意味を問われて、北丸さん、リベラル派が危機としてリークか、保守派の観測気球か不明だが、トランプ政権のバックの福音派が票を掘り起こして2016年にトランプ氏をヒラリー氏に勝たせて、キリスト教右派は、中絶をやめさせるのが49年の悲願、そのためにトランプ氏を大統領にして、最高裁の判事をそうさせた。青木さん、日本でもそうだが、裁判のリークは前代未聞だと説かれて、北丸さん、それで捜査、青木さん、7月に中絶アウトとなったら人権破綻、他方大統領選挙でアメリカ分断だと説かれて、北丸さん、女性の人権否定、選択権を否定、プロチョイス、プロライフ、赤ちゃんの命はどこから始まるか、アメリカの世論は4割近く受胎時になり、全員キリスト教保守派ではないが、養子縁組する善意で中絶させないものもあるが、プロライフ、中絶反対は中絶クリニックに爆弾+ヘルスケア、銃規制に反対、えげつない矛盾。青木さん、中絶反対なら社会が支えるべきなのに反対だと説かれて、北丸さん、中絶反対で人殺しイケイケだと矛盾、全米の半分の州は中絶禁止の法律を用意して、受精でアウト、レイプ、近親相姦もダメ、半世紀ぶりに女性の人権否定、政治にも大変なことになり、どこかに自助努力、天は自ら助けるものを助ける+家父長制度、ジェンダー規範がとんでもない。青木さん、アメリカの世論だと中絶反対は3割程度なのに、えげつない力を持ち賛成の6割を圧すると説かれて、北丸さん、その3割がトランプ氏を大統領にした、7月に判決でも、この中絶の判決は、トランプ氏の送り込んだ保守派のものが問題。

 そして、銃規制、5月に小学校でえげつない事件+6月にも13回銃乱射だと危惧されて、連鎖反応は大変、北丸さん、テキサスの知事、アボット氏批判が強くなった。アボット氏は共和党だが、適切な警官隊を送らず、そして銃には銃、テキサスでは銃は野放しで知事の無策を市民が批判、州知事選があり、民主党オルーク氏が挑むが、銃こそが正義だとしたら、もちろん世界一銃があるアメリカが安全はずなのに、これは変わらない。青木さん、トランプ氏、ライフル協会で先生に銃を持たせろ、バイデン氏は銃規制を言い分断、そしてアメリカの憲法だと、武装する権利があり、刀狩の日本と対照的だと説かれて、北丸さん、国民が国を作り、民兵が正義他の芽に武装できるものに、憲法判断は分かれて、人殺しの道具まで保障するか意見は分かれて、銃規制の世論は強いのに、ライフル協会は共和党議員に大献金、登記はニューヨークなのに不正流用と指摘されて、ライフル協会はバージニアに逃げて、日本では知られないが、ライフル協会の会員は500万人、さらに過激な団体があり、数十万人会員がいて銃規制に猛反対、彼らが勢力を持ってしまった。

 青木さん、銃規制には利権、ライフル協会のものと、アメリカは武装して、政府にも銃を向ける面もあるが、実態は利権が強いのかと問われて、北丸さん、利権が政治家を支配して、ルイジアナ州の、服部君の銃事件の際に、30年前だが銃は反乱、レストランにもあり、そして熊などのトロフィーがあり、アメリカの精神は男性主義、家を守る家父長制度は南部、奴隷制度に由来して、それが染みつき、ニューヨークにいたらわからず、彼らは説得などできない。青木さん、都市と地方で民主党と共和党の分裂があると説かれて、北丸さん、開拓精神で子供を生ませて、奴隷に産ませて奴隷にした、日本人には理解できない家制度、マッチョイムズがあり、日本の明治時代の家父長制とは異なるもの、それで中絶を許さない。

 青木さん、昔からの家父長制が残り、ウクライナ戦争でのインフレがどうなるとか問われて、北丸さん、トランプ氏は再起して、トランプ氏の支援する候補は勝ったり負けたりして、惨敗した例もあり、共和党でもトランプ氏の陰謀論は信じず、ジョージアの選挙でもトランプ氏でひっくり返せず、他方ペンシルベニアではテレビの健康のタレントが知事選に出て、それは中道派、トランプ氏に信奉していないが、この人なら勝てるにトランプ氏がついて、2024年の大統領選挙にトランプ氏は問題、トランプ氏のないトランピズムは残り、トランプ氏は闘って負けるのが怖く、中間選挙で共和党が負けたらトランプ氏ビビる、青木さん、トランプ氏が勝てるなら大変だと説かれて、北丸さん、本来ならトランプ氏2024年に出るというべきがビビっている(今の読売巨人「軍」みたいなものか(笑))、バイデンの支持率は3割台だが、トランプ氏の支持率と同じ、青木さん、中間選挙はアメリカを左右すると説かれて、北丸さん、ウクライナと中絶がアメリカを左右すると結論付けられて、青木さん、ウクライナ、インフレなどバイデン氏の課題と、アメリカの家父長制も再認識、銃規制、ライフル協会と政治の癒着、日本では理解できないものもあり、アメリカは複雑であると締めくくられました。アメリカで家父長制とは驚き、ただ75年に作られたマンディンゴという映画、昨年リバイバル上映されて、日本の家制度と異なる男性主義があると知り、そしてアメリカがどうして戦争ばかりするのかのも理解できましたし、キリスト教福音派とは要するに日本会議のアメリカ版、夫婦別姓、同性婚が中絶、要するに過去の栄光にすがりマイノリティを弾圧、安倍氏とトランプ氏が仲良しなのは当然、こんなアホなものを野放しにしたら世界破滅だと感じました、これも拡散してください、以上、青木さん、北丸さんのお話でした。




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