近頃、仲間たちと年明けのレース用ママチャリを
いじることが多い。
もちろん大幅な改造は×だから、ハンドルや
サドルなどの見直しやポジションチェック、
または駆動系のOHなどがメインとなる。
それでも、このホームセンターなどで売られている
格安ママチャリは、スソモノグレードだとはいえ
なかなか興味深い点も数多い。
BBはカップ&コーンだし、リムはアルミだけど
ハブやスポークはスティールで、ハブにいたっては
グリースなどは出荷時には気持ち程度しか入って
いないし(笑)
エンド幅もママチャリ規格ともいうべき寸法で、
これもスポーツ車とは一線を隔す。
Rブレーキはバンドかローラータイプで、ギヤも
内装3段か外装6~7段が関の山だ。
でもね、これらはチープなグレードのパーツばかり
だけど、意外と全体的なバランスがとれていたりする
から侮れないのだよ(笑)
完成車としてのハイエンドのMTBやロードなどは、
まとめ方としてはある意味画一化されていて、
これらはこれでけっこうわかりやすい。
いい意味で予想を裏切らないと言うか。
それらに対して、スソモノ系は意外なパーツで
誤魔化していたり(爆)、逆にシビアなところも
あったりして、イタズラしているとその奥深さに
驚かされるのだ。
メンテナンスしやすいよくできたハイエンドモデルも
いいけれど、たまにはスソモノを手がけるとけっこう
勉強になるかもしれないデス。
完成車としてのコストのかけ方削り方のバランスは
もはや究極の域かも(爆)
レース用に数台組まなければならないので、当分の間
遊べそうです。