今年の5月上旬にベランダの巣箱から一羽の雀が巣立ちをしたかと思ったら、今度は2羽の雛が育っています。
よく見ると大きなくちばしが左右に二つ見えます。
さて今回は、巣の中がどうして奇麗に保たれているか?ということで、映像を記録しました。
そしてその秘密を突き止めました。
まずは、巣箱に向かって左にいる雛が右に比べて小さいので、親スズメは右の雛を振り払って左の雛に餌を与えようとします。そのために少々手間取っています。
Produce0608001
40秒程で、左の雛に何とか餌を与え切りました。
問題はこの後です。再び大きな餌を運んできて与えた後にご注目下さい。
動画の1分20行秒のところで、親が巣箱の中から何かを加えて持ち出します。
実はこれが、雛鳥の▲▲なのです。
▲▲が、ゼル状のカプセルになっていて、容易に外に運び出せるようになっています。(と、学者が言ってました)
そして次の動画です。
Produce0608002
やはり右側の雛には餌を与えようとせず、今度は巣箱の中に飛び込んで、左の(少し小さめの)雛に餌を与える仕草です。
動画の12秒前後に親が何かを加えて持ち出します。
先ほどの▲▲です。
その後も親鳥がやって来ると、大きなくちばしを開けた雛の姿が見えます。
こうして、親スズメは餌を運ぶのと同じくらい、▲▲を運び出して巣を奇麗に保っているのです。
その正体は、・・・・・
▲▲は雛の排泄物なのです。動画の後半に聞こえる「下手な雀の鳴きまね」は、私です。
これでなんだか、納得です。
この写真はおまけです。
ブログのアップデート作業中に、リビングに据えてあるカメラに映った鳥です。
スマホのリモート画面に映ったのでシャッターを切りました。
何だろうね、調べてみます。モズ?って説もあるかな。
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