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軽井沢町議会「議会報告会」を傍聴

2009-04-25 05:38:49 | 自治基本条例
先日の新聞に軽井沢町で議会報告会を開催しているとの記事が掲載されました。

私は昨年の選挙の中で「議員は何をやっているかわからない」「当選した後の報告もない」などという議員に対する根強い批判を耳にしていました。これは「市民のニーズを汲み取り、行政に伝え、その結果を報告する」という議員としての基本的な仕事が行われていないことによるものです。それが議員への不信感を招いています。

私は、こうした状況を解決するためには議会による市民への報告が必要だと感じていました。

私は早速軽井沢町の議会事務局に連絡を取り、ご好意で見学させていただくことになりました。軽井沢町議会の議会報告会は昨年10月に引き続き2回目、町内3か所で開催し議員が手分けして説明してきたそうです。

私の出席した会場は参加者が30名程度、受付から司会、説明などすべて議員の皆さんが行っていました。

まず議員側から予算の状況について説明があり、それに対する質疑、そして質問という順に進みました。この会場ではそれほど意見が多くなかったのですが、お聞きするところでは前日の会場では活発な意見が出されたそうです。

今回が2回目だったからでしょうか、議員の皆さんの説明は手順よくわかりやすく工夫されていました。議案の賛否についてはそれぞれご自分なりの考えもあったでしょうが、議会として説明するという立場でていねいにお答えになっていたのが印象的でした。

市民の皆さんからのご要望についてはご意見を行政にお伝えするとお話になっていました。昨年の第1回の報告会の際も出された意見をまとめて町長に申し入れしたそうです。

あとで議員の皆さんにお聞きしたところ、「報告会をすることで自分自身勉強になった」、「様々な意見が聞けてよかった」、「市民から厳しい指摘を受け、議員に対する市民の厳しい目を感じた」などという意見が寄せられました。

こころよく見学させていただいた軽井沢町議会の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

議会報告会はいまや時代の流れです。東御市においても実現できるよう力を尽くしたいと思っています。


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