goo blog サービス終了のお知らせ 

湯の丸問題を考える(2)

2020-03-01 06:00:01 | 湯の丸問題
おはようございます。今日から3月です。東御市長選告示まであと35日です。残された時間は多くはありません。しかもここにきて新型コロナウィルスのためミニ集会ができず、市民の皆さんに直接訴えることができません。そこでブログでの発信に心掛けたいと思います。

「湯の丸問題を考える」の第2弾です。今回はまちづくりの視点から考えてみたいと思います。いま世の中は少子高齢化です。どこの自治体も人口増対策に取り組んでいます。花岡市長は「湯の丸は宝の山だ」とおっしゃって、湯の丸のプールを地域活性化の拠点として位置付けて取り組んでいます。

確かに大型観光施設を誘致したり、工場誘致に取り組んだ時代がありました。しかし夕張の事例を見るまでもなく、観光客減や工場の海外移転により巨額の負債を残してことごとく失敗してきました。今回の湯の丸プールで同じ失敗を繰り返すことにならないでしょうか。

まちづくり、地域活性化のポイントは外部の力で活性化するのではなく、もともとその地域にある内発的な力で活性化することです。そのためにこれまで市内5地域に「地域づくりの会」を組織し、行政と住民の協働のまちづくりに取り組んできました。

私は目指すべきとうみの姿として3つのことをあげました。

住み続けたいまち、住みたいまち、帰ってきたいまち

そして「活力あるとうみへ魅力度アップ」の第一に子育て応援都市とうみを掲げました。東御市はかつてまわりの市町村に先駆けて、子どもたちの医療費の、中学校卒業までの無料化を実現していました。ところがこの10年でまわりの市町村とくらべ大きく立ち遅れています。

子育て応援都市ー18才までの医療費無料化

そこで私は18才までの医療費無料化を政策の中心に掲げました。保育園などの給食費軽減にも取り組んで行きたいと思います。まちが元気になるためには子育て世代が元気でなければなりません。

子育てに対して行政として応援する取り組みがどうしても必要だと感じています。こうした取り組みがまちの魅力をアップし、自分の住んでいるまちに誇りを持つことにつながるのではないでしょうか。決して箱モノをつくれば人が来る時代ではありません。

湯の丸問題を考える(その1)

2020-02-27 01:05:16 | 湯の丸問題


おはようございます。市長は先日「湯の丸は宝の山だ」とおっしゃったそうです。「湯の丸は借金の山」というのが私の実感ですので、とても違和感を持ちました。そこで湯の丸問題について考えてみたいと思います。しばらくお付き合いください。

湯の丸プール問題を一言でいえば、国がやらないといったプールを、お金もないのに他人からの寄付をあてにして工事を進め、できあがってみたら寄付が集まらず支払う金がない、そこで多額の借金することになったということです。そのプールも市民が使うプールではなくオリンピック選手のトレーニング用のプールですよ。

皆さん、私たちが家を建てる時、こんなでたらめなやり方をしますか。まっとうな人はコツコツお金をため、足りない分は銀行から借りて、計画的にしますね。東御市にはそうしたごく当たり前の金銭感覚がないといわれても仕方がないですね。プール建設費用は13億円、しかし集まった寄付は4億円でした。全体の3割にすぎません。足りない9億円はすべて借金することになったんです。

こんなでたらめなことをやっていたのでは東御市は破綻します。私は他のまちの議員さんと交流する機会がありますが、「いったい東御市は何をやっているんだ」と言われます。とても恥ずかしい思いをしました。

もともとこのプールは国に造ってもらおうと運動をしてきたものです。ところが国は予算がないということで建設を断念したんです。しかし花岡市長は「国や県がやらないのなら私がやる」として、東御市の単独事業として建設に着手したんです。これも大問題ですね。選手育成は国策です。どうして選手育成を人口3万人程度の小さなまちがやらなければならないんでしょうか。私は納得できる理由を聞いたことがありません。

市民に迷惑はかけないといったにもかかわらず、9億円の借金をすることになりました。その返済に個人版ふるさと寄付を充てるそうです。これまで個人版ふるさと寄付は市民生活に身近なところに使われてきていたんですね。ところがこれからはその3分の2程度が借金返済にあてられます。市民に迷惑をかけないどころか市民生活に使うべき財源を横取りしているといわれてもしかたがありません。

 そして問題はプールの維持管理費です。年間7000万円かかるといわれています。当初は3年でプールは終わりにし、そのあとは体育館にすると言う計画でした。ところが寄付金が集まらず借金したため、プールはその担保となるため10年間維持することが義務付けられています。7年間分の約5億円が余計にかかることになりました。

 こんな無茶苦茶な市政をこれからも許していいのでしょうか。これでは東御市は国や県からも信用されなくなります。東御市は何を仕出かすかわからないと言われてしまいます。私は花岡市長によって捻じ曲げられた市政を、まっとうな市政にするために力を尽くしたいと思います。皆様のご意見をお寄せください。

日めくりカレンダー