恐怖！リアル！巨大！！

　ようやく秋らしくなってきましたね、セガレです。

　こないだパパとママと交通博物館へ行ってきました。




　パパが「人生最大の大興奮を味わえるはず！」と僕に言うので楽しみにしていました。

　僕は・・・

　
　僕は・・・・・・・


　僕は・・・・・・・・・・・・



　超・恐かったです。






　それなのにママが「アンタ最近重いねん。」と歩かそうとするんだよ。

　ダメだよっ！恐くて歩けないっ！！

　



　こんな模型の街並みに電車が動くのですが、それだけは楽しめました。



　楽しい、って言ってるのにママは

　「あ～、重たい、恐くないならちょっと1人で見てて。」

　って言うんだ。

　背が足りないよ・・・ママ。




　パパは「こんなはずじゃ・・・」とがっかり、

　ママは「駐車場代返せ！」と叫んでました。



　そしてこの週末、僕の住む地域はお祭りでした。

　パパの実家のあたりはすごく本格的な「だんじり」があるんです。

　ウワサでは「いちおくえん」ぐらいするらしいです。

　僕の住むところは「だんじり」も「やぐら」も「ふとんたいこ」もない地域だったのですが、

　最近、新しい家がいっぱい増えて子供が増えたから、と

　子ども会で「子供だんじり」をつくったそうです。

　近所の２つ上ぐらいのおにいちゃんやおねえちゃんがそれに参加する、というので

　ママと行ってきました。


　僕は・・・

　
　僕は・・・・・・・


　僕は・・・・・・・・・・・・



　超・恐かったです。





　ママの抱っこ中は全然恐くなかったんだけど、下ろされると恐怖が襲ってきます。

　みんなで写真を撮るから、と僕をだんじりの前に立たせてママが逃げたので

　僕は慌ててママを追いかけたら思いっきりコケました。

　タンコブだってできました。

　ママはみんなに「今のはママが悪いわ～」と責められていました。ざまあみろ。

　だんじりが動き出し、みんなが出発しました。

　そーりゃそーりゃ♪

　そーりゃそりゃ♪

　うん、楽しそうです。

　「セガレ、一緒に歩こうか？」

　そ、それは恐いです、ママ。

　ママは仕方なく自転車に乗せて着いて行きました。

　うん、うん、楽しいです。

　「一緒に歩いたら？」

　と知らないおばちゃんにも勧められましたがムリです！！

　
　次の日、ママと漁港に行った帰り、別の地域のだんじりに出くわしました。

　そーりゃそーりゃ♪

　そーりゃそりゃ♪

　う～ん、やっぱり楽しいです。

　「ケッ、自転車から降りたら恐がるクセに。」

　とママの暴言が聞こえてきます。

　
　その日の夜、家の前に子供だんじりがやってきました。

　家の中からも聞こえてきます。

　そーりゃそーりゃ♪

　そーりゃそりゃ♪

　僕はノリノリで踊りました。

　するとパパとママが外に連れて行ってくれました。

　でもやっぱり抱っこでないと恐いです。

　

　そうそう、僕、最近になって人見知りがひどくなりました。

　そして恐がりになったのです。

　大きくてリアルなのが恐いのです。

　今は生でんでんよりプラレールが好きなのです。

　ママはまた関空の展望台に行こう～と言ってますが、僕、大丈夫かなぁ？