寂しい春です

　

セガレとクンクンは生まれて初めてのお別れを経験しました。

　今日は保育所の修了式。本当ならめでたいですが先生とも建物ともお別れです。

　民営化で明日から私立の保育園になります。

　先生も場所も変わります。


　最初からわかっていたことでした。

　引継ぎや三者協議（市・法人・保護者）などがあり複雑な１年が想像されるので

　来年度から入る方がいいよ、と言われクンクンもまだ小さいのでそのつもりでした。

　でも経済的な事情で今年度途中から入所になりました。


　セガレの担任もクンクンの担任もとてもいい先生たちでした。

　話しやすく、相談しやすく、セガレもクンクンも大好きな先生たちでした。

　他のクラスの先生も休むと「どうですか？」と気にかけてくれたり、その先生のクラスと合同で何かしたときはその時の話をしてくれたり。

　セガレの先生は「セガちゃんにはすごく癒されました～。いつもニコニコしていておもしろくって」←ひょうきんというより天然な動きって意味のよう

　「途中から入ったとは思えないぐらい成長しましたね～。」

　「お友達といつも仲良くしてました」

　と言っていただきました。

　クンクンの先生は「クンクンの匂いが～～」と嗅いでました。

　クンクン臭フェチだったそうで水疱瘡で１週間休んだときは禁断症状が出たそうです。
　
　「今までどおりいっぱい思いを出してね！」←ゴネていいんだよ～の意

　と言っていただきました。


　お別れはもちろんクンクンはな～んのこっちゃ？って感じでした。

　セガレは・・・わかっているようないないような。

　セガレのクラスの子も泣いている子と意味わからーんって感じで遊びまわっている子と。

　セガレはいつもと違う雰囲気に何かを察したようで先生が「最後の抱っこしよー」と言っても逃げ回り、

　落ち着かないときや落ち着きたいときによくする服の袖を噛んでいました。

　
　明日からかわいがってくれた先生たちはいませんよ、ふたりとも。

　大丈夫ですか？

　大丈夫です。

　今度の先生にもいっぱいかわいがってもらってね。

　仲良しお友達は今までどおりいてるし、

　今までみたいにたくさんお散歩や公園には連れて行ってくれます。


　クンクンはもうバギーに載せてくれないよ。バギーはもう０歳児ちゃんが使うから。

　セガレはいよいよ年中さん。しっかりしろよ～～～。