シングルマザーでハウスクリーニングの仕事をしながら8歳の息子を育て、
かつての恋人と今は不倫中の姉・ローズ(エイミー・アダムス)と、
いまだに実家で父親(アラン・アーキン)と暮らし、バイトも長続きしない
妹・ノラ(エミリー・ブラント)の姉妹。
何をやっても上手く行かない中途半端な2人がひょんなことから始めた
ビジネスが“事件現場の清掃”の仕事。
初めは悲惨な状態の現場の清掃に四苦八苦するが、徐々にこの仕事に対して
やりがいを持ち始める2人。
しかしその矢先にとある出来事が…。
私の大好きな
『リトル・ミス・サンシャイン』の製作チームが再び集結して出来上がった本作
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今回もやっぱり一生懸命生きてる人は愛おしいって思える温かい1本でした
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何をやってもイマイチで不器用なローズとノラ。
ローズは高校時代はチアリーダーでみんなのアイドル、でも今は一人で息子を育てて、
仕事先の家でかつての同級生に会ったり、不倫相手の奥さんに罵られたり。
そんな惨めな毎日にも歯を食いしばって生きていかなきゃならない。
抱えてる悩みの大きさの違いはあっても、私も惨めな気持ちになる時あるもんなぁ
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そんな風に感情移入できるエイミー・アダムスの表情が印象的。
前に見た『ダウト』の純真無垢なシスター役も素敵だったけど、今回の、弱い自分を
奮い立たせて強く生きようとするんだけどやっぱりちょっと不器用なローズも、人間的で
とても素敵でした
これ、[PG-12]だったのでちょっと見に行くの躊躇したんですよね
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“事件現場”の清掃だからやっぱり少々グロいシーンもあり
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でも、そこにはいろいろな人生や思いがある訳で。
ご主人が自殺した現場の清掃に行った時に、愛する人を亡くしてショックを受けている
老婦人のそばに何も言わずにローズが寄り添うシーンが胸を打ちました
家族って、家族だからこそ煩わしいこともたくさんあって、でもやっぱり一番そばに
いてくれる大切なもの。
『リトル・ミス・サンシャイン』も『サンシャイン・クリーニング』もそんなことを
感じさせてくれる映画だと思います