便利になると退化する？

先日、ボケッとＴＶを見ていた時
ある番組で

「子供の基礎体力の低下」が問題になっている


という話が出ていました

私達が子供の頃
普通に遊びとしてやっていたことが
「普通にできない」そうです。

例えば・・・

ボールが投げれない
ブランコがこげない
木に登れない

まぁ、木登りはちょっと盛りましたが

こういう遊びができない原因のひとつとして考えられているのは

現代の便利な生活


身近な例でいうと「水道」

最近は、レバー操作で出したり止めたりできるので

蛇口を捻るって動作がありません

その他の電化製品等も、ほとんどがスイッチひとつのリモコン操作です。

こういう便利な状態に子供を置くと

どうやら必要なくなった力の分、退化してしまうようです。


子供の体力低下を問題と考えた、ある保育園では

水道を全てレバーから蛇口に変え

タオルかけも、マジックテープや引っ掛け式だったものを洗濯バサミへ変更。

などなど

生活をちょっとだけ不便な物に変えてあげたそうです。

さらに
保護者の方の理解を得て

よじ登る動作を必要とする遊具を置いたり

狭い隙間を通り抜けるような場所を作ったり

本当に、自然と子供が遊べるような工夫をしたとか。

すると・・・

子供達の基礎体力が、上昇したそうです。


これ、もう、基礎体力というより
普通に生きていくために必要な力だと思うんですが。

便利な生活が当たり前になると、人は基本的な能力を失う。

結構、怖い話だなと思いました。

なんでもかんでもワンタッチの暮らし。

便利＝ベストではないんですねぇ。

6月12日(土)のつぶやき

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