パソコンはLIFEBOOK UH75/B3です。いわゆるモバイルノートPCで、薄型軽量のパソコンです。
ディスクの空き容量を確認してみると・・・13GBしか空いていませんでした。元のディスクはSSDなのですが容量が128GBと小さく、最初のうちはよいのですが、ずっと使っていろいろファイルを保存したり、アプリをインストールしたりすると、どうしても空き容量が不足してしまいます。
スペック的にはWindows11にもアップグレードできるのですが、空き容量が足りないせいか、そのままの状態(Windows10)できてしまったようです。
Windows10も古い21H2版でした。
お客様とご相談して、SSDは128GB→512GBに換装し、Windows11へアップグレードすることになりました。
この機種は、底面カバーのネジをすべて外せば、簡単にカバーが外れます。

M.2 2280のSSDでしたが、今主流のNVMeタイプではなく、ちょっと前のSSD(NGFF)タイプでした。
512GBのM.2 SSDを用意しました。この転送は、NGFF→S-ATA変換基盤(ずっと昔に購入していました)を引っ張り出して、それぞれ変換基盤に固定して、クローンを作成しました。

(変換基盤に取り付けた状態です)

128GBのクローン転送だと、20分弱で完了します。
クローンが完了した512GBのディスクに交換して、問題なくWindows10が起動してくることを確認しました。
さらにパーティション編集アプリを使用して、「未割り当て」領域をCドライブを拡張して割り当てます。
これで空き容量が十分大きくなりました。

空き容量が十分確保できたので、Windows11へのアップグレードを実行しました。

Windows11へアップグレード後の動作確認も問題ありませんでしたので、ご返却させていただきました。
いよいよHDD→2.5インチSSDへの換装の時代は終わりに近づいていて、今度はM.2(SSDやNVMe)の容量アップのための換装が増えてくるのでしょうかね。
