パソコンを見てみると・・・うえ~PC-9821 Windows95です。

もう10年以上も前のパソコンです。おまけにPC-9821はPC/AT互換機ではありません。

とりあえず電源を入れると・・・「システムディスクを入れてください」のメッセージが表示されました。
お客様にシステムディスクを探してもらいました。PC-98シリーズのフロッピィディスクは1.25MBフォーマットであったことをふと思い出しました。
システムディスクを入れて「リセット」ボタンを押すと・・・コマンドプロンプトが起動しました。ところがハードディスクが認識できません。
もう一度、リセットをかけてみると・・・今度はハードディスクを認識しました。
PC98シリーズでは、起動ディスクからドライブ名が割り当てられるので・・・この場合フロッピィディスクがA、ハードディスクがBドライブとなります。(通常のハードディスクから起動した場合は、ハードディスクがA、フロッピィディスクがBドライブとなります)
ハードディスクを認識したのですが、読めたり読めなかったりします。

それより気になるのが、ハードディスクからの異音です。もともと大きめのディスクアクセス音なのですが、時々カタンカタンととっても大きな音がします。
どうもハードディスクが壊れてしまっているようです。
パソコン内部も確認しましたが、マザーボード上の部品には問題なさそうです。
フロッピィディスクを抜いて、通常起動してみると・・・今度はセーフモードで起動してきました。でも相変わらずハードディスクからは大きな音がしています。
いろいろ操作していると・・・突然フリーズ。
リセットをかけると今度は起動せず、また「システムディスクを入れてください」のメッセージが・・・
何回やってもこの繰り返しです。
インストールCDもあったので、ハードディスクを交換してリカバリーを行えば使えるかもしれませんが・・・お客様の方でもう古いパソコンだし、直しても現状ほとんど使っていないので・・・今回はこのままとすることにしました。
う~ん、Windows95マシンをホント久しぶりに見ました
