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FMV TX90 マザーボードの電解コンデンサー交換作業

富士通の32インチ液晶一体型パソコンTX70、TX90では、電源が全く入らない・画面が真っ黒のまま(電源は入る)という現象の場合・・・そのほとんどは、使用している電源ユニット内の電解コンデンサーの故障(頭部膨張、頭部液漏れ)が原因でした。その場合は、電源ユニットの2次側平滑回路の電解コンデンサーを交換することで修理対応可能でした。

ただ、古い機種ですので、最近は電源ユニットの修理のご依頼も、ほとんどなくなりました。

そんな中・・・テレビは正常だが、パソコンはON、OFFを繰り返し立ち上がらない・・・といったご依頼があり、マザーボードを確認したらほとんどの電解コンデンサーが頭部膨張しているとのことで、マザーボードを取り外して事務所まで持って来てくださいました。

TX90のマザーボードの電解コンデンサー交換は、以前に1例だけ作業したことがあったのですが、その後はそのようなご依頼がないので、珍しい案件かもしれません。



詳細を確認すると









なんと、全部で14個の電解コンデンサーが故障(頭部膨張、頭部液漏れ)していました。故障している箇所は固まっているので、熱が溜まりやすい箇所なのかもしれませんね。

故障しているものを含めて24個の電解コンデンサーを交換しました。



元々はXPの古いパソコンですので、電源ユニットの電解コンデンサーを交換修理して、使用していても・・・今度は他の部分(今回はマザーボード上の電解コンデンサー)が、故障して動作不良となる場合もあります。今回の場合でも、パソコンのマザーボードは修理しましたが、もう一つのビデオ用の基盤上の部品が故障する可能性が出てきます。頻繁にいろいろな個所の故障が発生するようであれば、寿命と考えたほうがよいかもしれませんね。
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