結構Windows Liveメールは、メールソフトとしては使い勝手がよかったので、多くのかたが使っていたと思います。
パソコンを新しくした(Windows10や8.1)場合、Windows Liveメールはインストールされていませんし、サポート終了のため新たにインストールすることもできません。つまり別のメールソフトに乗り換えないといけなくなります。
その中でOutlookに乗り換えるかたも多いと思います。
Windows Liveメールが正常であれば、エクスポート機能を使用してOutlook用にメールデータを出力し、そのデータを新しいパソコンのOutlookでインポートすることで、メールデータを移行することができます。
困るのは、Windows Liveメールがなんらかの原因で起動しない場合に、どうやってOutlookへメールデータを移行するかです。
今回ご依頼をいただいたお客様は、Windows Liveメールが起動しなくなった・・・とのことでした。
Liveメールを起動してみると・・・「Windows Liveメールは動作を停止しました」云々といったメッセージが表示されて起動してきません。
セキュリティソフトの機能を一時的に無効にしたり、Windows Essentialsの修復、Windowsの復元を行ってみましたが、どれも状況は変わりませんでした。
こういった場合、Windows Liveメールを再インストールするのがベストなのですが・・・前述のようにサポートが終了してるためダウンロードできなくなってしまっています。
そんな場合「MailStore Home」というソフトが便利です。
実際の操作の詳細は、こちらを参照ください。【失敗しない!!】Windows Live MailからOutlookへ移行する方法【Outlook2010,2013,2016対応】
このアプリを使用すると、Windows Live Mailのデータをアーカイブ(一つのファイルにまとめる)し、さらにOutlookのPSTファイル形式にエクスポートできます。そのPSTファイルをOutlookに紐づけすればOKです。
実際には、読み込んだメールデータはOutlookを起動すると「保存されたフォルダー」などに保存されていますので、必要に応じてフォルダーやメールを移動させる必要があります。
