優しい月。

とても個人的な日々の徒然です。

2月21日木曜日。

2019-02-21 | 日々のこと。
不調が続き
主治医からは転院を勧められ
しかも入院も考慮してと言う事で
クリニックではなく
入院施設のある病院。

それも主治医と繋がりのある病院とかではなく
自分の住んでいる地域の病院が良いとのことで
都心のクリニックに通っている私は
自力で病院探しをせねばならず
お布団の中
スマホで探す。

ちょっと元気がある時に
電話で問い合わせてみる。

精神病院って言うのは
アクセスの悪いところにあるもので
車の運転の出来ない私
夫、運転できるが
我が家車無い。
電車とバスを使って
駅やバスの停留所からも距離があったり

問い合わせると
『入院希望なら、一度見学を』と言われたり。

私が入院したいわけでは無い。
子供も小さいし、したく無い。

主治医は
自分一人でやっているクリニックなので
対応出来ることに限りがある。
自分の知識も古い。
何人か医師がいて
ケースワーカーなどのスタッフもいる
そして入院も出来る
そんな病院の方が良いと。

私の事はもう何だか
これと言ってやれる事は無く
『良くならなければ意味がない』と言われ
自分の所に気に入って通ってくれていても
これ以上手立てが自分には無い、
・・・そんな風に言われた。

病院を探すのは調子の悪い中苦労した。
基本、あいかたさんはそう言う事に疎く
頼れはしないので
頭が動く時に何とか調べた。

そして、以前・・・
もう12年も前になるけれど
入院したことのある病院を思い出した。
以前は違う街に住んでいたので
アクセスが良いわけでも無かったけれど
今住んでいるところだと
そんなに悪くない。
電車を選ぶと一本で行ける。
駅からも近い。

二度入院したことがあって
でも外来は通ってなくて
今にカルテがあるかはわからないけれど
入院だけでなく外来で通うことも考えても
そこが良いのではと思った。

主治医に相談すると
良いんでないの、ってことで
紹介状を書いてくれた。

・・・がいざ、初診の予約を取ったら
やや子が風邪を引き熱を出して
キャンセル。
改めて予約を取ったら
今度はあおちゃんが風邪を引き熱を出す。
合計、10日近く看病の日々で
あいかたさんまで移ってしまった。

やっと昨日行けて
色々話せ、今の感じだと入院する程で無いし
薬でどうこう、って感じでもない。
ただ、体の検査・・・
胸が苦しくなる、って言うのも
不安の症状だけでなく
心臓の検査もした方が良いとか(両方の症状かも知れない)
橋本病も、年二回の血液検査だけでなく
出来ればエコーも定期的にした方が良いとか
眠剤のせいで調子が悪いという事も有り得る・・・
など、今までの主治医や大学病院の先生とは
また違う観点で診てもらえ
病院でやっているカウンセリングか
民間のカウンセリング機関で
治験のようなことをやっているところがあって
そこを受けてみてはどうかと
来週までに先生が問い合わせてくれることになった。

非常にはっきりした先生で
私は良いなと思った。
私は、はっきり言ってくれる医師が好きだ。
子供の小児科なんかも
はっきりさっぱり、言ってれて
必ず『何か聞きたいことはありますか?』と
最後に言ってくれる先生がいて
女医さんなんだけれど
説明もわかりやすく
キビキビ、厳しくもあるけれど
そういう先生が好き。

今日は初診なので時間を取って話せるが
次回以降は長くても10分以内。
でも、次回比較的時間に余裕のある
来週に来てください。
自分は金曜日だけ再診の外来に出ている。
眠剤は減らして行った方が良い。
眠れなの覚悟の決心で。
すでに耐性がついているはず。
今はまだ若いから良いが
60過ぎても飲んでいるようだと
認知症のリスク、転倒のリスクなど高くなる。

鉄剤も出ているが漫然と飲むのは良くない。
今日採血した結果で
継続するかどうか決める。
今回は出さない。(もう5ヶ月飲んでいる)
甲状腺の検査も改めてしてみる。

今、もうアメリカなどでは
抗鬱剤やら眠剤は出さなくなっていて
その分、韓国や日本に薬を売っている。
私が、『日本や韓国は鬱が多いですよね』と言ったら
そうじゃなくて
アメリカなんかだと
初診で『薬物療法にするかカウンセリング中心にするか』
医師と患者で決めるという。
日本は患者がくれば、薬を出す。
眠剤も出す。
薬の作用で、悪くなっている人もいる。

・・・そういう話は私も聞いたことがあるので
そうだなあ・・・
眠剤も、これ海外では連続して出さないものなのに
もう一年以上飲んでるよ・・・
良いのかしら?なんて思いながら・・・
でも飲んでる。
調子悪いから。
でも飲んでも中途覚醒するし。
どうしたら良いのだろう??って思っていた。

あとは先生と話していて
亡くなった、たっちゃん(元夫)の事を思うと
涙がぽろぽろ出てしまった。
その病院はたっちゃんが亡くなり
調子を崩して入院したから・・・
カルテも残っている。

もう年月も経っていて
新しい家族と生きているのに
今も忘れることも無いし
一人で密かに思い出す。
記憶を消せたら良いのに
『忘れないで』と彼が思っているのか。

ごめんね、私は生きて行かないとならない。
『失礼します』と言って
先に自ら死ぬわけには行かない。
遺された人の苦しみがわかりますか??

自らを責め、生きていても一生、
影を、重荷を背負って死ぬまで過ごすのです。
楽しんでいても笑っていても
それは本来のものではない。
天涯孤独になるまでは
生きてないとならない。

私のことを図々しい人間だと思う人もいるだろう。

配偶者を自死で亡くて
のうのうと生きている。

しかも再婚をして子供まで生んでいる。

バチ当たれ!!

お前が殺したんだろ??

・・・って・・・

誰に思われても仕方ない。

私もそう思うかもしれない。

でも、私は私で健康体では過ごせてないし
新しい命を必死で育てて
私の人生とは関係なしに
彼女、彼らに笑顔を与えたいと思って
不自由させてると思うけれど
私なりにやっている。
非難されても構わない。
ダメな母親だと言われても。

ただ、私の人生は子供達に関係ないと。
彼らは彼ら自身の人生があるのだ。
彼らの生を否定するような人は許さない。

私は死んだ人を思って
人生を終えるには若すぎた。
もうちょっと生きた後だったら出来たかも。
まだ、働けるし子供も生める年だった。

死んだ人を思い続け、残された親族を思って生きる。
ひそやかに、静かに。
・・・病みながら。

そういう生き方もあったと思う。

でも、私は私と生きたいという人に出会ってしまった。
子供にも恵まれてしまった。

・・・幸福なことだと思う。

だけど、記憶は消せないし
苦しみながら
誰かと分かち合うことも出来ずに
生きている。
今の家族に迷惑をかけながら。

被害者なの?
加害者なの??
・・・多分両方だ。

この頃の不調は今だけの事でなく
過去からの積み重ね。

そんなの、薬でどうにかなるわけでも無い。
決着なんてつかない。
一生抱えて、付き合って行くしかないのだ。
それが、償いなのだと思う。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿