さくらこの放射能対策備忘録*

栃木県宇都宮市の放射線量と放射能汚染に関する自分メモ。RADEX RD-1706使用。基本1mで測定。

20110910下野新聞 栃木の現状 食の安全特集(5)飲食物の安全基準

2011-09-11 10:41:12 | 新聞・官公庁HPより
飲食物の安全基準 線量上限から算出



食べ物に含まれる放射性物質の上限について、国は暫定基準値(規定値)を公表し、これを上回った場合、出荷停止などの措置を取っている。

基準値の基礎になっているのは、原子力安全委員会が原子力施設の事故などを想定して策定した防災指標。
ヨウ素やセシウムなどの放射性物質ごとに1年浴びても人体に影響がないとされる放射線量の上限を設け、それを「飲料水」「牛乳・乳製品」「野菜類」「穀類」「肉類」の5品目に割り当てている。

たとえばセシウムの年間線量は5ミリシーベルトを上限とし、5品目にそれぞれ1ミリシーベルトずつ割り当てる。
これを日本人の兵器的な飲食量と照らし合わせ、さらに線量を示すシーベルトから放射性物質量を示すベクレルに換算して米や肉の基準値は1キロ当たり500ベクレル、水や牛乳は200ベクレルなどとしている。

ヨウ素、セシウムだけでなく、ウランやプルトニウムといった放射性物質についても同様の算出方法で暫定基準値が設定されている。
だが県がヨウ素、セシウムを検査対象としているのは、二つが比較的広く飛散しやすく県内で検出される可能性が高いためだ。

暫定基準値は原発事故後、緊急に設定したもので、国の食品安全委員会は現在、健康への影響評価のとりまとめを進めている。


20110910付け下野新聞 放射能対策 栃木の現状 不安募る内部被ばく求められる食の安全より

上の記事を読んだ限りでは、食品だけで5msv。
外部被ばくは計算されていません。
呼吸被ばくも計算に入れると、政府からかなりの量の被ばくを強いられることになるんだなと思います。

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