迷うが故に三界は城
悟るが故に十方は空
本来東西は無く
何処にか南北あらん
迷いがあるから 壁に囲まれ 自分のものに執着するが
悟りを開けばすべて十方は空(くう)だ
もともと東も西もない
どこに南や北があるというのか
須藤元気の「幸福論」の一番はじめにでてくる言葉だ
作者が何をおもったのか お遍路にでた そのときの様子を書いた本だ
空海が修行の場として開いた四国四県を網羅している
私も空海に惹かれる
うみとそらという名前にも
その名前にもまけない宇宙空間のような存在にさえ思える
それほど 空海について読んだわけではないが何冊か読んだだけでも
惹かれる
最近 もうどうでもいいや と思うことがある
どうして どうしてと問い続けても 結局 答えは何処をさがしてもない
答えはどこにあるんだろうか
すべてをすて 巡礼することでみつけられるのだろうか・・・
いい名前だね。
今、気付いた。
人間は、空を求め続けて生きて行くのかもしれないね。
さっぱり悟れない私なのですが、
そんな場所がどこかにあると思えば、狭い視野が少しは広がる、、、といいなぁ、、と(汗)
おもわず買ってしまった本です
が いつか 空海のたどった道をさくらも歩いてみたいとおもっています
空・・・ なにものにもとらわれない心
娑婆世界ではなかなかむずかしいですよね(笑)