ハイブリッド青森県民の青ブログ

青森県での暮らしを発信しています。釣り4割、植物自然3割、その他観光スポットや雑記です。

畑整理開始

2024-06-25 20:41:00 | 日記
昨年までお仕事の都合で、青森県弘前市に住んでいましたが、今年からは地元の青森県南部地方にUターンして参りました。

まずは、実家の畑の整理。
植物たちを株分けして増やしてからネットで販売というのが目的ですが、種類の多さに驚きます。
7月も近づいているという事で山野草から果樹、球根、雑草と、多種多様な植物が生い茂っております。

お気に入りはコレ。ツユクサの葉っぱ黄色バージョン。






8年ほど前に我が家にポツンと一株だけあったのに一目惚れしてから株分けしました。
通常色(左側)と明らかに葉の色が違うのがわかるかと思います。

これを畑に植えてからすぐ弘前に移住しましたので、そこから7年間放置の状態でした。
その間、弘前市を含め県内各所のお宅におじゃましたりしてそこに植えられているツユクサ達を確認していましたが、やはりこの黄色の葉っぱは見たことがありませんでした。

そして今、放置で大量に増殖したこの子を見て再確認するのです。
6月にはツユクサが良く似合う。
8年前に植えていた時もそう思いました。
曇天の空にライトグリーンと紫の組み合わせがよく映えます。

気温も高くなり、花が開きづらくなってきたのでもう少ししたら株分けして愛でてあげましょう。


畑の整理で今、1番時間をかけている作業がギボウシの名前確認です。
花屋が家業な我が家の畑でも、特に種類が多いものがギボウシです。母親曰く50種類以上あるとのこと!







そしてその半数以上が名前を忘れられたものたちです。
株分けして植え替えるためにも、ひとつひとつの名前の特定をする必要があります。

そこで便利な文明の力を使いましょう!
Googleレンズ!




写真を読み込ませて下段のレンズを押すと・・・


でた!AIの判別が間違っている可能性も大きいので、出てきた複数の画像と、元の写真を見比べます。

中には、検索で全くヒットしない種もあり、もしや超激レア!?と、心躍らす事もあります。

こんな感じで畑にあるひとつひとつの植物の鑑定をしています。もちろん雑草も。




田舎に住む我々が、価値を見出せないものでも、都会の人には手に入れにくいものもあります。

先日メルカリで朴(ホオ)の落ち葉が購入されました。
知り合いの保育士にも工作用の松ぼっくりを集めて欲しいと言われて、釣り場でゴミ袋3つほど短時間で集めたこともあります。

こうやって、雑草だと思ってもひとつひとつに価値を見出して行けると楽しくなってきますね。

まだまだ畑整理は始まったばかり。
少しづつ更新していきますね!

青と緑

2024-06-25 18:22:00 | 日記
「緑色という言葉は近年になって使われるようになったんやで」

以前お世話になった、日本の文化や歴史を大学で教えている方に、「青」と「緑」について教えていただいた事があります。

青森県津軽地方にある岩木山を指差して、あれ、何色に見える?
と言われたのが最初でした。

その時は、青ですね。と答えました。

その時教えていただいたのが、日本では昔は緑という表現はあまり使われなかったということです。

植物が茂っている様子を「青々とした」など、今で言う緑色も含めて青と表現していたようです。

「じゃあなぜ、きいろ、みどりいろ、とあるのに、あお、あかと言うかわかるか?」
と続くのですが、そのとき何を教えてもらったかは忘れました。


青森の青、そう聞くとこのネーミングをもっと好きになりました。
現在の青森市の元になる町が誕生した時は1600年代ですから、400年前は青という表現が使われていた事になります。
現在ネーミングされていたら緑森かな?

自然を象徴する青。
私は自分をエルフ(海外の物語に登場する種族、深い森に住まう妖精)だと思っています。
体育会系の出ですので、見た目はドワーフ寄りですが。
田舎は何も無いとはよく言われますが、エルフの立場から申し上げますと、認知しきれないくらい情報量に富んでいます。

道端の草花の栄枯盛衰や、春先にこっそり
と感じる夏の風。去年同時期は見なかったキツネなど、毎日その変化を感じるのです。
その気づきを得た時が、田舎に住んでいて喜びを感じる時でもあります。

このブログでは、先程も申し上げたとおり、青森の青(山や海)をテーマに、植物や農業のこと、私の趣味である釣りのログなどを残して行きたいなと考えております。

これからどうぞよろしくお願い致します。