チケット持って、おさんぽ行こう

ディズニー・映画・ミュージカル関連を中心とした
気ままな体験・鑑賞記録ブログ

博士と彼女のセオリー

2015-05-26 00:10:25 | 映画:ハ行
THE THEORY OF EVERYTHING(2014)

メディア: 映画
上映時間: 124分
製作国: イギリス
公開情報: 劇場公開(東宝東和)
初公開年月: 2015/03/13
ジャンル: ドラマ/ロマンス/伝記
映倫: G

車椅子の天才物理学者ホーキング博士。その知られざる愛の物語。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

3月14日2本目鑑賞。
若夫婦の二人見たさだったのですが…
うーんやや予告編に騙された感。
お涙頂戴では決してない、なかなか現実的な作品でした。

以下ネタバレあり


おそらくこの夫婦は出会ったのが早すぎたのかなと。
特にジェーン。やはり女子目線で彼女の立場から観た部分が多かったのですが、
大学時代から夫を支える使命を背負う選択をしたことは
いざ始めたらさいご、相当過酷な日々だったと思います。
ホーキング博士は当初余命2年と宣告されますがそれを越えて生きられる(今もご健在)。
それは奇跡でありとても喜ばしいことですが、
つまりジェーンにとっては、言ってしまえばずっと夫の介護をし続けなければいけなかった。
しかも子育ても同時並行にしつつ。
それに自身の勉学にも励みたい(ケンブリッジに通ってたんですから、そりゃ賢い方だったんですね)。
よくこの人やりくりしてるなぁと感心してしまいましたもん。
(実際はきっと両親の助け等もあったりしたでしょうが)
だから聖歌隊の指導者兼ピアノ教師に心惹かれてしまうのは仕方ないですよね。しょうがないよ(苦笑)
一緒にに過ごすことで、一般的な父親&子供達と過ごす生活がそこにあるのですから。
(にしてもこのピアノ教師、亡くなった奥さんの悲しみを消す為にしても
赤の他人にこれほどまで協力できてしまうなんて…すごいけど度が過ぎている…)


だからこそホーキンス博士はジェーンから離れることで自由にしてあげた、相手を想って。
長年つれそった仲だから の愛情ですね。
でもジェーンとしては雇った看護師が全てサポートしている博士のそばにいる必要がない、と感じた瞬間が切なそうで何とも言えなかったし、
(エディも素晴らしかったが、フェリシティさんの 年とった頃のジェーンの演技もなかなか印象的でした)
別れを提案された時の戸惑いとかもなんとなく理解できます。
自分はずっと頑張って支えてたし、ましてや看護師に夫を取られてしまう形ですし…。
お互いを想いあっての選択を、複雑な感情の中ただただ観ることしかできませんでしたね(苦笑)

とは言ってもラスト、一緒に”夫婦”として大英帝国勲章授与に招かれる様子は
そばにいなくても通じ合う特別な存在同士で、ほんわかした気持ちで観終えることができました。
もうちょっと年を重ねたらまた観たい作品です。
(ちなみに一緒に観た相方はストーリーの展開がショックすぎたようで、暫くドンヨリしてたというwwはっはっはっwww)

ちなみに博士が語る物理の内容はほとんど理解できてなかったと思います(笑)
ブラックホールの有無…\(^o^)/


これだけの内容を演じた若夫婦お二人は本っ当に素晴らしかったです。
エディ・レッドメイン!アカデミー賞受賞大いに納得の演技ですよ!
(身体ひねりながらの体制、相当過酷だったみたいですね;)
授賞式のスピーチでは本当に嬉しそうで、溢れる気持ちが伝わってきて可愛いかったです!本当におめでとうー!!!
マリウスで可愛いかった彼が色々な分野の役に挑戦しててすごいなぁ。(でもまた機会あれば歌声聴きたい!)
フェリシティさんは透き通るような可愛いさある方ですね。本当、可愛い…可愛いっす。
え、この方アメスパ2に出演されてた!?記憶にないよーorz
今後もご活躍楽しみにしてます!


コメントを投稿