イミテーション・ゲーム／エニグマと天才数学者の秘密

THE IMITATION GAME(2014)

メディア： 映画
上映時間： 115分
製作国： イギリス／アメリカ
公開情報： 劇場公開(ギャガ)
初公開年月： 2015/03/13
ジャンル： サスペンス／戦争／伝記
映倫： G

挑むのは、世界最強の暗号――。
英国政府が50年以上隠し続けた、天才アラン・チューリングの真実の物語。

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３月１４日鑑賞。
２日かけて公開日重なった３作を鑑賞したのですが、
正直観れればいいやくらいに思っていたこの作品が、まさかの一番見応えあって面白かった！！！
気持ちの良い裏切られた感あったよ！(笑)

以下ネタバレあり


３つの時間軸が絶妙に交互に出てきて全く飽きさせない！
久しぶりに’もう終わりか！’とあっという間さを感じさせてくれました。
マシンについては難しい説明を抜かしてくれたから、すんなり受け入れられましたし。
謎解き感もあるのは面白かったです。
（でもエニグマの暗号を抽出できた仕組みは気にはなったり…。
機械に詳しくないので説明されてもきっと理解できないでしょうが（苦笑））


チューリング博士がいてくれたから戦争が早く終わったし、今目の前にあるパソコンがある。
でもマシンが解読してからの数年は成功の事実を秘め、苦しい気持ちをこらえながら助ける軍を選抜した。
こんな史実があったことに本当驚きました。これですか、隠し続けていたことって。
これほど優れた偉業を成し遂げたのに、ゲイであるがゆえに罪になってしまい、自殺してしまったなんて…。
機械にクリストファーと名付けていた理由もまた切ない。
時代を恨みたくもなりました。
演じてたベネさん、シャーロックとはまた異なる変人鬼才っぷり！（褒め言葉です(笑)）
いい味だしてました。
（そういえば度々ジョギングシーンがあったのは実際足が早かったそうですね。）


そしてキーラが演じてたジョーン・クラークさんの存在！
この人がチューリングを支えたから、チームとして動かすことに導き成功にたどり着いたんですね。
サバサバと現代的な考えをもつ女性で格好良かったです。キーラにぴったりでした。
（ところでミドルネームがエリザベスとわかった時客席笑いが起きましたw
ですよねwwまたエリザベスかっ！ですよねwwwみんなパイレーツ観てるってことでよろしいでしょうか（笑））
言うこと聞く素直なチューリング博士も可愛いかったなぁ。りんご配ったり、ジョークを言ったり(笑)
チームがまとまっていく様子はなんだか微笑ましかったです。
（でも実はスパイが混じってたりするという、スパイス的問題点があるのも良かった）

そう、結構笑えるシーンも出てくるんですよね。
ジョーンを引き留めるために、即席婚約指輪作っちゃうチューリングさんｗｗｗ


うん、本当良い映画でした！
また改めてもう一度観たいです。