チケット持って、おさんぽ行こう

ディズニー・映画・ミュージカル関連を中心とした
気ままな体験・鑑賞記録ブログ

CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY

2014-01-30 22:08:42 | 観劇in海外
ロンドン時間 2013年11月18日ソワレ回鑑賞。

昨年秋長期休暇でロンドンに行ってきました!
(本当に今更すぎるくらい時が経ってしまいすいません…)
行くならば絶対観たかったウエスト・エンドミュージカル!
色々迷いましたが、思い切って2作品鑑賞してきました!
まずは一作品目、映画でも御馴染みチャリチョコのミュージカル版です。

Charlie and the Chocolate Factory - Show Reel


正直あまり期待しちゃいけないと予感してたのですが、何故観たかったかって…
トニー賞受賞俳優のダグラス・ホッジ様のウィリー・ウォンカ!!
だって受賞式時にあのラ・カージュ~のアルバンを軽々演じられてたあのダグラスですよ!!(動画参照
開幕から間もなければ絶対観れると信じてっ!!
あ、あと知ってるストーリーというのも選んだ理由の一つです(苦笑)



鑑賞日は月曜とあり、他に上演してるシアターがないせいか劇場近辺は比較的静か。
客層は子供・子供・子供!団体で来てる小学生もいて賑わってました。
流石作品が作品なだけある(笑)



Theatre Royal Drury Laneは重厚感溢れる内装で素晴らしかったです。
ボックスシートまであるなんて!オペラハウスですか!!

で、肝心の感想を簡単に…ネタバレ含みます。



やはり、素晴らしかったですダグラス・ホッジ!
一幕ラストの登場から存在感が半端ない。オーラが半端ない。
やっぱり舞台俳優の中でも世界で名声を得ている方だと実感しました。
カリスマ性があるけど、どこかミステリアスさあるウィリーウォンカを見事演じきってました!
本当に拝見することができて良かった…
ところで鑑賞前、
(恐らく一幕ラストが工場見学スタートのシーンだろうから、半分しか登場されないのは勿体ないー…)と思ってたのですが、
ラストで実はちゃんと出番があったことが発覚!
まさかホームレスのおじちゃんだったとは…
これは原作にも映画にもなかった演出だったので驚きました。やられた…気付かなかった…。
クライマックスはあっと驚く消え方をされて…最後まで楽しませていただきましたよー。
カーテンコールではボックス席からこんにちはされてて可愛いかった(笑)

作品に対しては重さはないけど楽しい感じ。
正直ブロードウェイ入りするかは微妙かなーという印象です(^^;)
どうしても一幕はチャーリーがチケットを当てるまで が描かれるので、やや話が進まない。
台詞が分からなかった部分もあるからでしょうが。
あとはウンパ・ルンパの演出がどうしてもお子様向けっぽい;
なかなか難しいんでしょうが…
例えばベルーカがリスに襲われるシーンをバレエとうまくかけ合わせてたのは良かったのですが、
リスに乗るウンパ・ルンパがそれぞれデカくて着ぐるみ状態(苦笑)
サム・メンデスさん児童文学の演出は難しかったのでしょうか。

でもサントラ聴いてた時から思ってましたが楽曲はなかなか良い!メリハリある印象。
ジーン・ワイルダー版映画で使用されてた”Pure Imagination”も使用されており、
チャーリーとウォンカがガラスのエレベーターに乗りながら歌うシーンはやはり素敵でした。
ここはシンプルな演出をしており、まさに”Pure”さが良く出てた!

子供たちもうまい!チャーリーはじめ悪ガキ4人もみんな良かった!
周りの大人たちもいいキャラしてました。
グランパジョーは期待を裏切らない可愛いおじいちゃまでした。
グランパ&グランマがチャーリーにウォンカの昔話を説明する際
ベッドごとぐるぐる動きはじめたのには驚きましたが(笑)

舞台セットはかなり映像を活用してました。流石映画監督サム・メンデス(笑)
冒頭いきなり映像でチョコレートの作り方の説明があり、本当に舞台作品なのか疑いましたw
一応プロジェクションマッピングに当てはまるのでしょうか。
工場内を移動するシーンではかなり使用してました。手っ取り早いし裏で舞台転換できるし効率良いんだろうなぁ。
マイクがちっちゃくなっちゃうシーンはテレビを用いたパフォーマンス。
役者との動きが合ってて凄い。この時のウンパ・ルンパはまるでトロンでした(笑)
あとゴールデンチケット当選者の報道シーンを大きなテレビの画面になってるセット内で演じてるのは可愛いかったです。

Charlie and the Chocolate Factory - The Royal Variety Performance 2013


余談ですが幕間にアイスを席で売ってましたw日本じゃ絶対あり得ないーww
ハーゲンダッツだったかと?プログラムの売り子さんが客席にいたりもして、
結構日本以上に物販に対するハングリーさを感じました(笑)


やはり心がほっこりする児童文学。
帰りの地下鉄で”Pure Imagination”を我が子に歌って聞かせるお母さんの姿が印象的でした。
あー、ちっちゃいころから良質すぎるミュージカル観れるロンドンの子供が羨ましい!(笑)


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