日本の片隅で一主婦がぼやく。

基本、ぼやき。
でも、普通のblog化しそうな今日この頃…

黄泉がえり

2020-09-10 10:18:22 | 本が好き
2003年に公開された草彅剛さん主演の映画の原作本です。

原作は1999年の4月から2000年の4月まで熊本日日新聞土曜版に連載されていたそうです(本書解説より)


舞台は熊本。
5月12日午後10時21分頃、熊本地方で地震があった。

震度1=熊本市京町、豊野村、西原村、益城町

この地震をきっかけに死者が生前の健康な時のそのままの状態で黄泉がえり…蘇って家族の元に帰ってきます。

私は原作も好きだけど、映画版黄泉がえりも大好きで、年に一度はDVDで観てまして、昨日の午後は久しぶりに省吾から離れて映画をゆっくり観ようと楽しんでました。


原作と映画は死者が蘇ってくるところは一緒ですが、草彅剛君演じるところの平太はエリート官僚ではなく、熊本の肥之國日報の社会部記者で風采の上がらないギョロ目玉の男という設定で竹内結子さん演じる葵というヒロインは出てきません。

映画の公開が平成15年
今から15年も前と言うことで、田中邦衛さん、清水章吾さん、高松英郎さん、北林谷栄さんなどの今は亡き名優さんや、まだ高校生だった長澤まさみさんや市原隼人さん。
ちょい役で田辺誠一さんや、眞島秀和さんなども出演されてて豪華メンバーです。

極楽とんぼの山本圭壱さん
逮捕されちゃった伊勢谷友介さん。
哀川翔さん。
どこに出てるのか分からなかった安住紳一郎(TBSアナウンサー)
好きな女優さんの石田ゆり子さんも出ておられます。

柴咲コウさんが一言も台詞はなかったけどRUI役でエンディングで歌われた月のしずくは素敵でした。

死者がよみがえる。なんてゾンビ映画?ホラー映画?みたいな怖いものと思いがちですが、泣ける映画であり原作はファンタジーです。

台風一過、暑さが一段落して夜は涼しく過ごしやすくなってきました。

秋の夜長にお勧めの1冊であり1本の映画です。
私はこれから続編の黄泉がえりアゲインを買って読もうと思います。

知らなくていいこと

2020-01-16 16:41:11 | 本が好き
先週から始まった吉高由里子さんのドラマの話しじゃありません。

ドラマのタイトルじゃないけれど、世の中には知らなくていいことって必ずあるもので。

子どもの頃からまんが好きで、1970年代から買い集めたコミックスたくさん。
本があまりにも好き過ぎて、私が死んだら棺桶に本を詰められるだけ一緒に詰めて入らない分は燃やしてあの世に送って。と本気で言ってたほど。

それが変化したのはメルカリを始めたから。
燃やすなんて勿体ない。売れるものなら売ってしまおう。と決意?(笑)して、順に出品、少しずつでも売れて詰めてあったダンボール箱が減ってスッキリ片付いていく喜び…

古い本の中には絶版になってたりして、現在入手困難な希少本になってたりするので、古い本ほど検索が大事です。
メルカリは検索履歴に基づいて、お勧めが表示されますが、そのせいで知らなくていいことまでが知ってしまう羽目に陥ります。

田舎に引っ込んで本屋さんとも疎遠になってたので、全然知らなかった…






ポーの一族は昔のコミックス全5巻のままで良かったのに…
ベルばらもコミックス全10巻で良かったのに。
あすか組に至っては昨秋から新連載も始まってるって~?

幸いにこれらの本はまだ手元に残してあったけど、何で今更、続編、新刊が出てんのよ!

未完なら兎も角、一応完結してるんだから40年も経ってから新作なんて書かないでくれ~と、私は叫びたい

未完と言えば、こちら。


7巻が出たのが1978年。
何とも中途半端なところで止まったまま、漫画家先生は新興宗教に夢中になってしまわれた。
願わくばこれこそ、連載を再開して欲しい…


メルカリのお勧め表示のせいで、減らすつもりがまた逆に増えてしまったり、思い出して読み返して不満を持ったり…
今年に入って、漫画ばかりを集中的に読んでます。
昨年目標の読書メーターの話しはまた後日。




驍宗さま

2019-10-24 06:06:34 | 本が好き

「死気はやがて生気に転じる。死者もやがて生者に還ろう。
・・・蒿里、お前が載にとってもそのように、再生を約束するものであるように」
「風の海 迷宮の岸」より

18年後の壮大な伏線でありますように!
驍宗さま!!・゜・(つД`)・゜・

「白銀の墟 玄の月」1、2巻を読み終えて…