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Hello from the BoreBore Isrand.

ひびのあれこれ

恋愛睡眠のススメ(ネタバレ)

2007-05-01 21:50:39 | 映画
エターナル・サンシャインのミシャル・ゴンドリー最新作はアプローチは違えどやはり夢と現実を行き来するお話。

ストーリー自体はシビアで切ないのだけど登場人物が皆一癖も二癖もあるイロモノ揃いなのでとても楽しかった。

主人公ステファンも行動がちょっと変だし、そんなステファンと世界を共有できるステファニーも芸術家肌故に一筋縄ではいかない。
主役2人もさることながらステファンの同僚のパンク親父ギイのゲスっぷりが相当ヒット。
「テレビの言うことなんて信じるな」と言い出して川にテレビを投げ捨てたり、同じ会社のちょっとノイローゼ気味(?)の同僚に俺の脇の下精液のニオイがする」とか言いながら脇の下の臭いをかがせるのが頭悪くて良かった。
他にも頭悪い罵声を言いまくっててヒドかった。
また観る事があれば台詞覚えて真似とかしたい。

とかって丸でゲス映画であるかのような事書いてしまったけど実際はもっとロマンチック。

ステファンの夢に出てくる風景がハンドメイド感覚いっぱいで柔らかい。
おもちゃの馬に乗って駆け回ったり、セロファンの海にフェルトの船を浮かべたり、ボール紙の街の上を飛んだり。
ステファンとステファニーの暮らす部屋も子供部屋みたいで観ていてわくわくする。

結末は余地を残して終わるのでちょっと考えるところ。ハッピーであって欲しいと考えていたけどステファンが結構ダメ男なのでやはりアンハッピーな気もする。

パープリンタウン

2007-03-18 02:38:00 | 映画
2006年の観たかった映画消化週間その2。

ウルトラヴァイオレット
話は正直しょうもない感じだったけど映像が見所満載だったので許せるかも。

つうかこれはミラ・ジョボヴィッチに萌える映画なんだと思う。
ストーリーなんてどうでもいいんですわ。
その点においてはパーフェクトだったので満足。

映像や演出は良くできていたしね。

ストーリーも映像も完璧というリベリオンが観てみたいところ。

アダプテーション
チャーリー・カウフマンが誰なのかとマルコヴィッチの穴を知らないと面白くないであろう作品。

ドキュメンタリータッチなフィクション。でもなまじチャーリー・カウフマンが実在する人物なだけに、どこまでホントなのか考えてしまってた。
いやまあホントの部分てあるのかなあ。
観終わった後、キツネに抓まれた様な不思議な気持ちになった。


次はキンキー・ブーツとゆれるが観たいな。観れたらイイナ。

親指サム

2007-02-12 23:39:38 | 映画
観たかった映画の消化、という事でサム・サッカーとデッドマンズチェストを借りて観てました。
レンタル屋行くの久しぶり過ぎてうっかり7泊可能な作品まで1泊で借りちゃってちと損した気分。
いや、その、TSUTAYAに変わる前のビデオ屋は2泊の時以外何も言わなくても7泊にしてくれたものでつい。ほら、聞かれたら泊数指定しないとイカン様な気になりませんかね。
まあ、そんなこんなで感想。


サム・サッカー
マイク・ミルズ初監督作品。高校生になってもまだ指しゃぶりをやめられない青年とその家族を取り巻くお話。
なんか自分は人と違うのかもっていう思春期の悩みを上手く表現した映画だったと思う。曖昧で微妙な表現が多くてあまり洋画っぽくないのが印象的でした。絵的にもキレイなカットが多いのはさすがイラストレーターなだけあるなあと思った。

万人向けではないけれど良い作品だと思う。


デッドマンズチェスト
はっきりいって駄作以外の何物でもない。

導入からして無理矢理すぎ。で全然先の展開に興味が持てない所に引き延ばしまくりな上に伏線も中身もない無駄なドタバタ劇が繰り広げられてウンザリした。
2時間もやらなくていいし3作目まで引っ張る必要も無いよ!

エンドロール後のお楽しみも正直わざわざ観るまでもなしな感じだった。
まあレンタルで良かった。

天使がくれた時間

2007-01-25 10:59:52 | 映画
同期の子がショコラと一緒に貸してくれたのをやっと消化。

13年前に恋人を取るか仕事を取るかの人生の分かれ道で仕事を選び、証券会社のやり手社長まで登り詰めた主人公が、ひょんな事から選らばなかった方の自分と人生が入れ替わってしまうというお話。

クリスマスイブに始まるので現代版クリスマスキャロルといったところか。

これいつ頃に上映していた映画なんだろう。
ニコラス・ケイジがえらい太っている上に禿げて無かったのが印象的だった。

良くあるアメリカンサクセスストーリーとかマンハッタンラブストーリーの類かなあと思って実は観るのはあまり気が進まなかったのだけど想像と全く違う話でした。食わず嫌いはイクナイですね。
タイトルに騙されていた。
オススメの一本なだけになかなか面白かったです。
ただ結末にはちょいと不満。クリスマスキャロルの様にハッピーエンドを迎えるのだけど、話の経過を見ているとハッピーエンドで終わらせない方が良い結末だったのではないかなあという気がする。

劇中にエッグノックなるものが出てきたんだけどこれはなんだろう。クリスマスに関係した物みたいなのだけど。包を観る限り食べ物か飲み物かのどちらかっぽいのだけど劇中では最後まで包み紙を破られる事が無くて何だかわからなかったのね。
誰か知っていたら教えて下され。

ショコラ

2007-01-22 20:34:21 | 映画
同期の子にDVD借りて放置していたのを年始にすること無くて手持ちぶさたな時に観た。
ノルマはあともう一枚。ごめんよS河くん。

その名のとおりチョコレートがたくさん出てくる話。戒律の厳しいキリスト教信者の住むフランスの田舎町にやってきたチョコレート屋の親子を巡るお話。

面白かったです。

おとぎ話ちっくに始まるハートフルなお話で渇いた心に潤いを貰いますた。

人生一度きりだもの、自分の好きな事をやるべきだよね。

ストーリーもさることながらチョコレートがとても美味しそうであった。

元気の無い時に観るのをおススメします。
私はダサ男とか変態の役の時が好きなのでイマイチだったけどかっこいいジョニー・デップ好きさんにもオススメ。