日々風のごとく

約1年ぶりにブログを復活することに。
歳をとって風まかせにする心地よさを感じる今日この頃

白山 お池めぐり

2020-10-18 23:53:41 | 日記

10月17日の朝、白山は初冠雪

北アルプス、南アルプス、立山連峰 それぞれ初冠雪、それも10~15センチの大雪だったらしい。

去年より早く例年通りの初雪。さて、今年の雪はどんな具合になるのだろう。ラニーニャ現象あり・・・

 

今年からパークボランティアに登録し17日の朝、別当出合登山口で閉山作業を行い

ラッキーにも初冠雪した白山をまじかに眺めてきた。やはり「しらやま」さん。

もっと降れ~ もっと白く輝け~

 

さて、

9月28日、何度も上がっている白山に今年5度目の詣。今回は初お池巡りにいってみた。

朝は雲のあるまあーまあなお天気。ちょっと疲れ気味だったが、順調に室堂まであがれた。

雲を抜けるとてっぺんは真っ青な空

これはお池巡りを決行しなくてはいけません、とまずは頂上にご挨拶

 

そして今回のもう一つの目的は 頂上に埋め込まれた亀を探すこと

ありました! ちょっと見つけるのに苦労したけれど

 

奥社の裏側に、「大正13年 白山登山紀念」と

刻まれた岩

その時代、どんな気持ちで白山に登拝したのであろう

こんな立派な登山道はなかっただろうに

 

 

久しぶりに頂上の奥、大汝側へ歩いていくと、御前峰とは違った荒々しい火山の様相が現れる。

右端のボコボコは おたからこう と呼ばれている

ガレた道を慎重におりていくといくつかの池が点在しているのだが

 

思わずその色に息をのんでしまう

空の色をまとっているのだろうか

ターコイズブルー

実際目にすると 言葉を失う

翠ヶ池

 

春先、雪から目覚めるこの池は、「ドラゴンアイ」と称して新聞に載る

ただただ 青空の色を映しだしているのだろうか。山の上にある 恐るべし池

 

その他、万年雪が残る 千蛇ヶ池 今年は暑かったせいか雪が少なく

その雪も池に沈み込んでいた。あの目が覚めるブルーを見た後の他の池(4つ)は

どうしても色あせて見えてしまう。ごめん・・・

 

今年最後の白山と決めて登った甲斐があったというもの。

そして、自分へのご褒美でもあったのかもしれない~♬

(1週間前に捻挫して、おまじないはしたけれど不安を抱えての上り下りだったから)

2020年の山じまい

 

 


タクティールケア

2020-10-18 23:14:59 | 日記

10月初め

4年越しの想いがかない

タクティールケアの研修会に参加した。

タクティールケア とは スウエーデン生まれのタッチケア

「究極の癒し手当の方法」とある。

 

最初のメソッドは未熟児医療から始まったそうだが、

現在日本では高齢者の認知症ケアの一つの方法として学んでおられる

看護師さん、介護士さんが主流のよう。

私がこれに出会ったのは傾聴の研修を受けていた時、今から4~5年前の陸前高田

痛みや不安を和らげに、ボランティアの方々が陸前高田にいらしていた。

 

色々なご縁が重なって、今年10月福井での研修を受けた。受講生は4人

まる2日間みっちりと実践を教えていただき、お互いに練習をした。

そして資格試験を受ける前に5人の方に対して合計100回の施術をしなければならない。

背中、手、足 の3部位それぞれ33回ずつ。レポートを提出することが受験資格となる。

先は長いが、今被験者の方が2人。

 

お二人とも、気に入って下さり、続けてほしいとおっしゃってくださっている。

気持ちが落ち着く、疲れが取れる、よく眠れる・・・

そしてこれが不思議なのだが、行っている自分自身も同様なのである。

 

人間は年をとると直接、人と接触することが少なくなる。特に日本人は。

でも「手当」というくらい、人間の手の持つ力は大きい。

さする、なでるくらいの強さなのだが、効用は大きい気がする。

 

現代の子供たちは「きれる」子がよく見受けられるが、幼い時の母親あるいは

父親からのタッチ(抱っこ)が少なかったのではなかろうか。

「触れる」という行為はお互いの信頼がなければできない。多く触れられていれば

心に安心感を記憶し、大人になった時、落ち着いた人間関係を築けるのでは?

とふと思う。