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なんてったって、サムなのだ。。。

2015-01-23 21:39:27 | ☆徒然blog…♪

ブルース一辺倒だった学生時代は、それほどいいと思えなかった、サム。

 

ゴスペルシンガーから、ポピュラーシンガーに転身して、最初の頃はとにかく雑多で、スタンダードナンバーやら、ヒット曲もポップなものが多く、もう少しハードでプリミティヴなものを欲していた若かりし頃には、響かんかったんだよね。。。ギターを弾かないシンガーだからっていうのも、少なからずその理由にあったかもしれんけれど。

 

例えば、サムの隣に、凄腕のギタリストがその存在を主張していたら、もう少し聴いたかもしれんけど、とにかくサムの音楽は楽曲重視というか、バランスのとれたポピュラー・ソング。

 

 

楽曲そのものと、サムの歌唱が真ん中にあって、ラフな感じは全然しないのでした。

それは、彼が白人世界も含めた成功を欲していたからに他なりません。

 

 

しかし、、、歳のせいか(笑)いまでは、毎日必ず聴くのは、このひとただ一人かもしれん、というくらいの、一番のフェイバリットになってしまいました。。。

 

 

なんででしょうね~(笑)。

とにかく、彼の歌が、肩の荷を、そっとおろしてくれるのです。。。

 

 

性格はかなりの短気だったと言われてますが、その歌は、誠実さに溢れ、歌心満点のスムーズな、おそらくブラックのシンガーとしてはものすごい洗練されたスタイルを確立した人だと思うのです。フォロワーは星の数ほどいるのですが、結局のところ、彼のように歌えるのは、彼たった一人。

そしてそのゴスペル出の熱さを抱え込んだスムーズな歌い回しこそが、のちのソウルミュージックの道しるべとなっていったんですね。

 

 

いまでは、ゴスペル時代も、その後のポップなオールディーズナンバー目白押しのキーンレコード時代も、全部最高!ってなっちゃうわけですが。。。

とにかく、この二枚組。

CDは一枚で28曲入り!

ゴスペル時代から順に、後期のブラックよりの重いビートが顔を出すR&Bナンバーを生み出す時代まで、まんべんなくいい選曲のなされているアンソロジー☆これを、機会あったら、ぜひ、聴いてみてください~☆

 

 

かのロッド・スチュワート氏なんて、本当に、サムのコピーみたいな歌い方をしていたんだよね。昔は。

 

 

そして、そんなサムの価値を決定的に高めたのが、この名ライブ盤☆

 

 

当時は黒人聴衆ばかりのライヴと、白人相手のライヴではかなり雰囲気も内容も違っていたようです。

そう。

精密機械のようなスムーズな歌い回しのサムが、ここでは黒人ばかりの会場で、素のラフさをこれでもかと、聴かせてくれるのです。。。

スタジオで録音されたレコードだけでは伝わりきらなかったサムの、ブラックサイド。

なぜ、オーティスが、あれほどまでにサムに憧れたのか・・・。

その答えはここにあったんですね!

 

 

 

バックバンドは、キング・カーティスバンド!

これで悪いはずがないんだけど、、、

 

 

 

客も最高!ブチ切れながら失神しそうな女性客の悲鳴が渦のようにわきおこっては消え。。

 

 

 

 

他にもこんないいレコードあるんだよって思うけど、やっぱり、ここに行き着いてしまうのでした。

このライブ盤と、二枚組のベスト盤!

 

 

もうこれは、もう、ね(笑)。

 

 

いつか、サムの歌ばっかり歌う企画なんて、やってみたもんです。。。

もちっと深いシンガーにならないと難しいかねぇ(汗)。

 

 

 

 

 

 

 

他にも、最近はこれがお気に入り!

これは、大手のRCAに移籍する前のキーン時代の最後の頃の編集盤。

まーしかし、ここで聴かれるポップでありながら黒っぽいR&Bナンバーの数々といったら。。。

このところの一番のお気に入りのレコードが、これです!

 

 

 

 

♪ディザイア・ミー、♪スティーリン・キッシズ...もーたまらんポップR&Bの数々!!!

 

 

 

 

 

そんで最後はいつも、、先の二枚組に入っている、♪ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム、でお休みとなるわけです。。。

 

 

 

 

嗚呼!時代を超えて響いてくるこのフィーリング!

ブラックカルチャーが外へ外へと向かうパワーが炸裂していた50~60年代ならではの熱気が、いつも心を奮い立たせ、そして、そう!今日もそっと、心を癒してくれるのでした。。。

音楽って、唄って、いいよ。。。


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