これだろう、これしかないだろう?
これが、リアル・ミュージックだ☆
ボスコとハニーをおいて、他にだれがいるというのだ?
...こうして彼らが、仲良くしてくれていることを、ココロから嬉しく、そして何より...誇りに思う。神様に感謝だ。。。
ボスコたちの、前日町田での非公式ライブは、ぼくは群馬のイベントと被ってしまっていて観にゆけないっ!ってびーびー泣いてたら...ボスコとハニー、わざわざ一緒にライブをする時間をこしらえてくれたのだ。
場所は、2008年9月...彼らと初めて出会った場所、高円寺彦六。
そして、2016.9.19(祝月)。忘れられない音楽体験がまた一つ、ぼくのココロに深く刻まれた。
いままで忘れられないショウってのも、いくつかある。。
中二の夏の終わり、初めて観にいったロックコンサート...ハードロックバンド「シンデレラ」の初来日、名古屋市公会堂。
同じく名古屋市公会堂...高校二年のときだ!初めて体験したブルース〜リアル・ブラックミュージック...「B.B.キングとアルバート・キング」の2マンライヴ!これは歴史を目撃できた、本当に貴重なライヴだった。。。
あれは96年か?「スマッシング・パンプキンズ」アドア・ツアーの武道館公演、ドラムが二人もいたんだ!
同じ頃、新宿リキッドルーム〜マニが加わったばかりの頃の、「プライマル・スクリーム」、ドラッギーなダブサウンドに彩られた、ヴァニシングポイント・ツアーだった、これはあらたな音楽の衝撃だった!
そして...忘れられないひたちなか〜ロックインジャパン...小さい方のステージのトリ〜夕暮れの海風の中の、ヒートウェイヴ山口さんもツアーに参加していた「ソウルフラワーユニオン」。。このとき聴いた夕景の♫満月の夕、忘れられない。。
トリフォニーで観た、マイケルナイマンバンド!これも加えておこう!
第一部がマイケルのピアノソロ〜ピアノレッスンなどの名曲がメラッンコリックに蘇る。
無声映画「カメラを持った男」に音楽をつけて、フィルムと一緒に披露した第二部のコンサートは、、圧巻だった。。。
もう一個あったよ(笑)。ポマードのラストツアー⁉︎となった、初めての愛知公演の時、一緒にツアーしたフロッグスリープの2公演だ!
足助のかじやさんが、初めてのほくぶ停が...空気全部、緩やかに緩やかに、揺れていた。。。
素晴らしい時間だったよ(^-^)。。。
そして。ボスコとハニーだ!
2008年、ウクレレサファリツアー途中でやってきた日本での報告会?ライブ@キワヤ商会。これは素晴らしかった、ほんとうに素晴らしかったんだ!このとき、ぼくは彼らのファンになったのさ。。。
この世にこんなに美しいウクレレサウンドがあるのかと、どこからか涙が溢れて止まらなかった。。
そこに、昨日のライヴ...これがひとつ、加わったのさ。
本当に久しぶりに、スタンディングな気分!
これは完璧にロケンロールショウだった!
要は好みの問題(笑)。
良い悪いでは決してないのだ、ましてや、誰かを批判するつもりなど毛頭ない。
上でも下でも、もちろんない。。
しかし、彼らを置いて他に、ぼくの理想とする世界を体現しているアーティストは見当たらないんだ。。
ぼくにとって...いや、誤解を恐れずに言うならば、僕らの世代にとって、音楽をする、バンドをするってのは、それはすなわち...9割がた「自分たちの音楽を生み出すこと」を意味していた。
ロックバンドを降り、ウクレレを手にして再び歌い始めてからというもの、少しずつ少しずつ、ウクレレという楽器の導く世界へと足を踏み入れて行くことになった。
だれの手にも音楽を。
これはウクレレの素晴らしいところさ。
だけど、その反面、、そこで鳴らされる音楽たちは、皆が知っているようなポピュラーな音楽、あるいは往年の名曲、といったものが主体になってくる。
良い悪いではないよ。
ただ、そこには、、ぼくのような自作自演の音楽ってのは、あまり居場所がなかった、というだけのこと。
いま現在、日本でプロとして活躍しているウクレレプレーヤーのほとんどが、自作自演を主軸にしていない。
いってみればそれは、、、ニーズに合わないから、ということを、暗に裏付けているんじゃないかな。。
しかし、そんななかでもね、ぼくもたくさんの素晴らしい音楽に出会ってきた。
素晴らしいウクレレ弾きたちに、たくさん出会ってきた。
それは、自作自演一辺倒だった自分にとっても、あらたな音楽の魅力の発見となっていったことは確かだ。
しかし。
昨日のようなショウを目の当たりにした時、そこに残るのはただただ、音楽に憧れてギターを手にしたあの頃の興奮、やっぱり、それだけなのだ!
そう、ボン・ジョヴィや、スプリングスティーンが、モトリークルーが、満員のスタジアムに向かってシャウトしたとき、大歓声のウェーヴで揺れる、MTVで見た、あの舞台からの光景だ!
そう、かれらは、自ら綴った音楽で、あのビッグなショウを手に入れていたのだ。。。
それが、ぼくの憧れだった。。
すべて自作の音世界、それも...ウクレレ二本と、二つの声、たったそれだけの楽器から生み出される、儚くも美しい、それでいて最高にクレイジー!、そして、床が本当に抜けそうなくらい(彦六は古い家屋だからな)楽しいパワーで彩られた、紛れもない「ワン&オンリー」最高レベルのエンタテイメント〜ボスコ&ハニーの音楽の世界!
周りのミュージシャンを見ても、もうほとんどが自作自演で突っ走ることをやめてしまっている。年齢的にもまぁ、そうなるのかな。。。
でも、ボスコとハニーは、、、8年前よりずっと強力に、そしてパワフルに!更には...クレイジーになって帰ってきたのだ!
そしてそんなオリジナル楽曲群をぐんぐんブリブリにドライヴさせて、素晴らしいエンタテイメントを提供してしまうのだ!
何遍も言うけれど(笑)、上でも下でもないし、批判でもない。
ただ、、、ぼくが憧れるのはいつだって、そんな世界だってこと...それだけなんだ。。。
彦六というただのお座敷ライブ会場が...もうぼくにはね、ホールだったよ。
彼らの向こうに、ぐんと広がる宇宙を感じていた。
たのしいだけでないんだ。
彼らの奏でるハーモニーには、、うんと深い憂いや悲しみが刻み込まれているんだよ。
聴けばすぐにわかる。
でなけりゃ、あんなに儚く不安定な、ブルーなハーモニーは紡ぎ出せないはずだ。
たくさんのものを背負ってきたであろうボスコだからこそ...その反対のクレイジーな楽しさは天をつん裂くほどなのだね。
そしてそれをポップに仕立て上げるハニーの存在だ!
繊細な繊細な音の世界なんだ。。
それでいてクレイジー、ポップ!
こりゃ無敵だろう...
彼らが最高のショウを、どんな状況でもやってのけることはわかっていたからね(笑)、ぼくも彦六で出来うる限りのショウをしたいと思って臨んだ、そんな9/19のライヴだったんだよ。。
今出来得る限り最高のショウ...今は...これ以上は無理だ(苦笑)、彼らを迎えてのライヴ、悔いはないよ!
みっちー、力を貸してくれてありがとう!目指す世界を表現するのに、きみのような存在が、そして、セロの響きは如何しても必要なんだ。。。
1.夏休みの日記〜♫ゆうなぎ〜そらいろ
2.帰り道がわからない
3.魔法のブーツ!
4.しんかんせんのうた
5.月影桜〜一心行の大桜〜
6.鵜磯小学校の思い出〜オモエサンライズ
7.流星群の夜
8.レレハッピーディ
...この三日間、ぜんぜん違うシチュエーションでのライブ三連発☆
でも、たっくさんのことを感じたり、考えたり。。。
ポマードが弾いてくれたショウも、もう最高だったな。。。
でも不思議とね。
ラ・スタンザ、それから彦六というちっちゃな舞台から見えた景色は...おなじような感じだったな。
そう!あれは...満杯のスタジアム、だった(^-^)♫
熱気に満ちた、満杯のスタジアムさ。。。
懐かしいな、これは。
2008年11月23日。水戸カフェ202、ウクレレランチボックス!
いろんなことがありながらも...音楽を続けてきて、ほんとうによかった☆
彦六でいっしょに聴いてくれた皆様、ほんとうにありがとうございました!
織田島さん、いつもありがとう!!
みっちー、ポマオくん、、そして、、まいたけさんにゲンズブルー...ボスコとハニー!あんたらいつだって最高だ☆
もしもどこかで聴いたことがある曲に似てたとしても
まんま同じにはならないはず。
自分というフィルターがかかるから
やはり自分が出てしまう。
たとえマーケットに居場所が無くても
自分の音楽やりたきゃ自作自演!
こいつに限るぜ、、だってそこにしかないんだからね。目指す先がさ(^-^)...♫
隊長のブルースたちも最高だぜ!