どうも、味付け玉子です。
本日は、ここまでの道のりをお伝えするコーナー、名付けて【たぶん失敗しない味付け玉子の作り方】です。
たぶん、というのは、常温に戻していない冷たい卵を使うため、急激な温度差によるひび割れ実験のデータ(卵に対する私の感覚では、少なくとも100個中何個というくらいの数字)を持っていないからです。
※途中、個人名が出てきますが、スペシャルサンクスということでご了承ください。
卵投入から引き上げまで約9分です。「ゆで時間10分だよッ!」と教えちゃった皆さん、1分多かったわ。ごめんなさい。
では始めます。
【🥚ステップ1】
卵の個数に合った鍋を用意し、卵がしっかりかぶる量のお湯を沸かす。「個数に合った」とは、鍋に投入後、黄身を中心に持っていくため卵をコロコロ回すゆとりスペースを含みます。ギュウギュウだとコロコロできません。
※「きみのことなんか知らないよ」という方は気にしないでください。
【🥚ステップ2】※時間の測定を始めます。
冷蔵庫から出したばかりのヒビのない卵を火加減は強火のまま鍋に入れる。ここで鍋底に当たるなどして割れるのが心配な場合は、鍋に合うサイズのザルに乗せてから入れるか、綺麗な布を先に鍋に入れておくことをオススメします。
【🥚ステップ3】
火加減は強火のまま、卵投入から再沸騰を待たず、Sサイズなら約1分、Lサイズなら約1分半というくらいのアバウトさで、火傷防止のため菜箸などの長いもので卵をコロコロ回転させ、黄身を中心に持っていきます。割れ防止のための布を入れた場合はコロコロ前に引き上げてください。火傷に注意してね。
※「きみのことなんか知らないよ」という方は再沸騰したら火加減を中火にしてください。
【🥚ステップ4】
火加減を中火にし、ポコポコと沸いているくらいのお湯で8~9分ゆでます。※写真はお湯少なすぎ。しっかりかぶるくらいにしてください。
【🥚ステップ5】
卵投入からトータルで約9分経った(はずの)ところで卵を冷水に上げ、殻に出来るだけ細かくヒビを入れながら、可能な限り急速に冷やします。
【🥚ステップ6】
🌠超ポイント🌠
殻を向くのには方向があります!
正解は「とがった方から」。
これは葉山に住むアクセサリー作家の友人めいちゃんが「なんでかはわかんないけどほぼ成功する!」と教えてくれたものです。
早いと1秒でコローンとツルーンと出てきます。
「ガサッ」
「ツルーン」
ゆで玉子完成✨
【🥚ステップ7】
味付けですが、これは用途も好みもそれぞれなので、細かいことは省きます。入れる容器はボウルやタッパーでもいいですが、色むらが気にならないならジップロックで十分です。大体24時間でOK。1つポイントを挙げるとしたら、浸け地の中で多少水分が出るので浸け地は「濃いめ」に作るということくらい。
ジップロック版。今回の味付けは創味のつゆ2に対して創味シャンタンDX1を薄めず溶かしたもの。温かいとこに入れたほうが味が染みやすい。
切るのがヘタクソですが、まあまあいい感じで完成。
荒熱があれば冷めるのを待ち、冷蔵庫で保存します。2~3日で食べきってください。
さて。
こうして見てみると
「きみのことなんか知らないよ」
と言われ、煮えたぎる鍋の中でガツガツと乱暴にゆでられたコの黄身が片側に寄ってしまったひねくれた雰囲気。ちょっと可哀想な気がしてくるのは私だけでしょうか。
定休日で最高のお天気だというのに、何もかも時間が合わずに黙々と味付け玉子について書き綴った1時間でした。【完】