える・どらーど

マターリ汁

蒼天オリジナル

2005年11月03日 | Weblog
昨日の続き…


1990年代半ばまで、日本じゃ三国志演義とその二次創作モノの影響で『劉備善玉、曹操悪玉』ってのがデフォでした
三国志、三国志演義発祥の地、中国では、三国志マニア毛沢東の影響で戦後辺りから曹操が再評価されてたらしいけど、日本じゃパソコン雑誌のライターが、三国志ゲームの攻略記事の余白で孔明の戦術能力に疑問符つけただけで編集部に剃刀が送られてきた程の劉備マンセー状態で

そんな情況下、悪玉曹操を主役に連載スタートしたのが蒼天航路
まー旧来の悪玉が主役っても、曹操は九品官人法施行に加え官僚以外にも儒教色排した能力主義人事を敷き、孫子研究に文学的素養まであると、劉備贔屓連中も認める聡明で革新的な為政者ですから、ただの悪玉なんざ比べもんにならんほど魅力的な人物、素材はそう悪くないはず
劉備勢力の信者さえ刺激しなけりゃそれなりのモンにはなると思ってましたが…これが従来の演義三次創作作品をぶっちぎり二次創作作品に並びそうな作品に。
とにかくこの作者、演義等の劉備陣営マンセーに縛られてない。



…て、もーこんな時間か…携帯で長文打つと素人推敲にも時間が掛かって、手も痛いしで明日に続けます