ランキングやクラスタリングにより情報の多面的な選択が可能になっても、依然として多数のマイノリティーが検索されないままに残ってしまう。これらは他の情報との結びつきが希薄で、評価や組織化が困難な情報である。これらを取り込み、他の情報と関連付けて利用者に提示するためには、詳細にわたる背景知識が必要になる。その知識をウェブ自体に求める挑戦的な試みが始まっている。
相澤彰子・国立情報学研究所教授・コンテンツ科学研究系
(日刊工業新聞2007年1月25日「情報爆発とリスク」)
相澤彰子・国立情報学研究所教授・コンテンツ科学研究系
(日刊工業新聞2007年1月25日「情報爆発とリスク」)