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BluetoothヘッドセットとUSBアダプターの通信距離テスト!

2005年03月07日 | モバイル
M2500の充電が完了したので、早々Bluetooth USB アダプター(CG-BTUSB01)とペアリングしてみました。

CG-BTUSB01とM2500のペアリング自体はマニュアルに記載されている手順通りで、M2500をペアリングモードの状態にしてCG-BTUSB01のBluetoothセットアップウィザードを起動、ヘッドセットプロファイル(サービス)の検索を行うと自動的にM2500を見つけPINコードの入力画面でM2500のPINコードを入力すればペアリング完了と非常に簡単です。

ただ、ウィザード最後の画面でペアリングするBT機器(ここではM2500)の名称をユーザーが自由に決めることが出来るのですが名称を変更しないデフォルトの状態では”M2500 by Plantronics”というM2500の名称が、”M2500 by Plantronics M2500 by Plantronics”と2回繰り返された状態になります。
後から変更可能なので大した問題ではありませんがちょっと変な仕様です。(CG-BTUSB01付属ソフトウェアのバグか?)

M2500のように携帯電話でも使用できるヘッドセットは、電源ON/OFFとは別に音声通話を開始するための通話ボタンがありペアリングが完了した時点では実際の音声通話は行なえません。
M2500の通話ボタンを押しCG-BTUSB01と接続が確立して初めて音声通話が可能になります。
この時、XPのタスクトレイ(通知領域)にあるBluetoothアイコン(BT Tray)の色が白から緑に変わります。(こんな感じ)

ちなみに、PCとヘッドセットの音声のやり取りにはオーディオゲートウェイプロファイル(サービス)を介して行なわれます。

さて、気になる通信距離ですがCG-BTUSB01とM2500の接続が確立した状態でステータスを見ると信号強度は”良好”と表示されました。
この時CG-BTUSB01とM2500の距離は80cmぐらいです。
このステータス表示はリアルタイムなのでCG-BTUSB01にM2500を徐々に近づけていくと約5cmぐらいの距離まで近づけてやっと信号強度が”強”を少し上回りますが、少しでも離れると”良好”に落ちてしまいます。
ただ、”良好”の状態は5mぐらい離れた距離でも保たれるので実用上は問題なさそうです。

せっかくなので家中を歩き回って通信距離を調べてみたところ、6~7mぐらいの距離であれば特に実用上問題ない音声通話が可能でした。
しかし、歩き回るなど常に移動が伴うと信号強度が頻繁に変化しプチプチといったノイズが入ったり音声が途切れるなどの症状が発生します。
また、動いていない状態でも信号強度が”弱”付近まで落ち込むと、とたんにプチプチとノイズが継続的に発生するようになり音声が途切れます。

要するに「電波が弱い状態だと断続的に通信が途切れ音声を正常にデコード出来なくなり著しく音質が低下する状態になる。」ようです。

いろいろ試してみましたが、うちでは壁など遮蔽物は信号強度に影響を与えることは無く隣の部屋でも信号強度が”良好”付近であれば問題なく音声通話が可能でした。
どうやら一般的な木造建築では、壁などの遮蔽物よりも距離が重要で単純にCG-BTUSB01とM2500の直線距離に比例して信号強度が変化するようです。
ただ、PCの筐体を含め金属の遮蔽物には非常に弱くCG-BTUSB01をPC前面のUSB端子に挿した場合と背面のUSB端子に挿した場合で信号強度が大きく変化しました。
PCの設置場所や向きによってCG-BTUSB01を挿すUSB端子の位置(前面/背面)や場合によってはUSB延長ケーブル等を使って信号強度が”良好”以下にならないよう配慮した方が良さそうです。

私の自宅は、無線LANや電子レンジなどは使用しておらず隣家から無線LANなどの電波も届いていないのでBluetoothにとって条件の良い環境と言えるかもしれませんが通信距離に関しては満足できるレベルでした。

次回は、音質についてレポートしたいと思います。


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