をDVDレンタルで見ました。
批評で難解とか一度見ただけではわかりにくいとか書かれていたけど....
その通り。 でも、無理に分かろうとすること自体が意味がないのかも...
6つのストーリーが展開され、それぞれに関係があるようで、あるいは無いようで。
複数の物語に、それぞれの時代の同じ登場人物がかかわって出てきたり、同じ俳優が何役にもなって出てくるが、それは他の物語と全く違う役どころで出てきたり、と、本当に複雑怪奇。
トム・ハンクスにしてもハル・ベリーにしても5役以上の変化を見せているが、それぞれが他の物語との連続性を見せるかと思えば全く違う役どころだったりと、わかりにくい。
大半が亡んだあとの人類にかすかな希望を見せる物語であったり、失敗に終わるレジスタンスであったり、中には奔放に生きながら結局行き詰まりを感じてしまったりとか、さまざまなストーリーで、観終わった後の印象は爽快でもなく、悲しみでもなく、そういうこともあるよね、といった諦感にも似た感情でした。
もうこれは、いいとか悪いとか決めつけるような作品ではない、と思う。