令和6年11月月5日(水)午後13時30分〜Tokyo女性の会企画による「フレイルを予防して健康寿命を延ばそう」をテーマに、会員の平均寿命が上がる中、いつまでも元気に健康で溌溂とした日々を過ごすために、介護が必要になる病気とは何か?なぜ病気になりやすいかを学び、フレイル予防に向けた自宅でもできる運動を習得することを目的とするセミナーが開催されました。
今回は神田ビルの3階をメイン会場に、サテライトを多摩に設置し、またご自宅からご参加いただくオンラインセミナーで、参加人数84名の大勢の方が参加しました。
最初に大賀会長の「今日参加されている方は皆様お元気な方ですが、フレイルにならない知識を吸収して、また来年もお元気でお会いしましょう。」のご挨拶から始まりスタートしました。
セミナーは3部構成として、第1部ではNTT東日本関東病院のリハビリテーション科部長で医学博士の福田明先生による「健康寿命を延ばす鍵はフレイル予防」です。そもそもフリルとは何か?フレイルの診断基準やチェック、ロコモティブシンドロームやサルコペニア、オーラルフレイル予防等、日常の生活でとても身近に感じる症状についてご講演いただきました。また、介護が必要となる病気やその予防についてもお話しいただき、皆さんモニターや資料を見ながら真剣に聞き入っていました。
NTT東日本関東病院 リハビリテーション科部長 福田 明先生
第2部は関東病院運営企画部DX戦略・広報担当課長の飯田綾様による「健康寿命を延ばすための人間ドックの活用」についてのご講演です。予防医療の重要性や日本人におけるがんの罹患数、関東病院の人間ドックの特徴及びメニューやオプション、メリットについて詳細に説明いただきました。OB割引についての質問があり、皆様興味深々の様子でした。
NTT東日本関東病院運営企画部
DX戦略・広報担当課長・人間ドッグ担当 飯田 綾課長
第3部では関東病院リハビリテーション医療部理学療法士の平野裕大様による「今日からフレイル予防!」として基本のチェックリストで現在の自分のフレイル状況を把握しました。その後は自分の席で、椅子から立ち上がる時の正しい姿勢や体幹筋の強化の運動を実践し、また、自宅でできる運動方法をご指導いただきました。会場のあちらこちらから笑い声があがり、和気あいあい賑やかな状況で無事に終了しました。簡単にできる運動で身体が軽くなり、即実践できそうな運動でしたので、早速明日から始めよう!という方もいました。
NTT東日本関東病院 リハビリテーション医療部理学療法士 平野裕大さん
皆様、日々の運動でフレイルの予防に繋がる!と運動の重要性を実感したようでした。
全ての講演終了後、アンケート記入、記念撮影をして、予定通り16時30分に無事セミナーを終了しました。
なお、当日は神田ビルM3階で作品展を開催中でしたので、セミナーの開催前や終了後に作品展を鑑賞して、力作揃いに感嘆!人気投票にもご協力いただきました。
椅子に座るときの運動
千代田支部のサテライトでは医学療法士から少人数で直接指導を受けました。
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