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ケルベロスの散歩

クルマ・鉄道、その他で散歩したことを
中心に、のそのそと書いてみる。。

DEデミオ スポルト評 -裏-

2016年03月27日 15時11分06秒 | デミ夫

さて、デミオスポルト(DE)の評価を書いてみよう。

もちろん自分のクルマであるから高い評価となりがちだ。

ということで、敢えて短所を強調して書いてみる。

 

まずはスタイリング。

このクルマのスタイリングで言われることだが、プジョー207の面影がある。

切れ長のライトと猫科の顔つき。クルマのデザインが似るのは仕方ないのかも

しれないが・・・・。

フロントにデンと構えるMマーク、個人的には好みだが、ブランドアピールを

行なうメリットがあるのか。もちろんこれが無いと欧州車に間違えられるか!?

我が愛車の色はガンメタに近い色ではあるが、さすがに6年乗っているとキズが

目立ってくる。

 

リアから見ると、リアウインドウが切れ上がった尻上がりのデザインであるが

これが大して広くないリアの居住性に圧迫感を与えている。

フロント・サイドのバンパーに加え、リアスポイラーを武装し「スポルト」とは

言っているが実際はエアロパッケージであろう。

リアランプはやはりコンパクトカー、かわいらしいイメージであり、ヴィッツや

この後出てきたミラージュなどにも通じるものがある。

今現在、スタッドレスを履いているため15インチではあるが、純正は16インチ。

そもそも15インチでも問題なく、リアのブレーキがドラムなのにGTOと同じ

16インチにする必要があったのか?もちろんGTOの16インチが小さすぎたのだが。

 

内装を見てみると、シンプルというよりは貧相。

革と言いながらざらついた感触のステアリング、サイドブレーキはウレタンのまま。

ホールド性は良さそうだが大きく、所詮はファミリーカーのシート、ポジションも

けして良くない。

フロアシフトも操作性は良いが、見た目からしても違和感あり、ウォークスルーが

出来るわけでもなく中途半端な意匠。

メーターもタコメーターが小さく、また今時燃費計さえ付いていない仕様。

MTらしく上までは吹け上がるが、1500ccにしてはパワーがついてきていない。

3500回転を超えて踏み込めばそれなりだが、マフラーを変えていなければ

街乗りではスポーティーさは全くなし。

 

助手席に目を転じても、決して大容量ではないグルーブボックスが張り出しており

シートポジションを前に取ると圧迫感を感じる。またその際、ドライバーからは

助手席側の「超大型」ドアミラーが見えづらいときたもんだ。

 

リアシートも、フロントがそれなりのポジションを取れば足元が狭く

4人乗っての遠出は少し覚悟がいる。狭いくせにフロントシート下に

つま先が入れられず、また頭上も決して余裕はない。

 

乗り心地については、コンパクトカーにしては頑張った方だが、キビキビと

動く反面、ロールは決して小さくなく、調子に乗ると少し怖い思いをする。

2~3万キロまでは突き上げの少ないショックだったが、それを過ぎると

リアより「キコキコ」と音が聞こえ始めるなど、やはり値段なりのものだったようだ。

オートエクゼに変えてからはしっかりした足回りに戻ったが、RX-8に比べると

初期の感覚が似ているものだから期待してしまうが、すぐにまったく別物だと

分かってしまう。軽いだけに、いろんなものを失っているのかもしれない。

 

つまり・・・だ、DEデミオスポルトは、乗り出し190万円(OP込み)もするが

スイスポなどとは違い、エアロパッケージなどの域を出ず、少々ハンドリングや

スタイリングが良いからといっても所詮はファミリーカーであり、多くを期待するもの

ではないということなのだろう。。

 

 


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