
この写真は昨日のもので営業中でした。
荏原中延と言えば、超人気店「つけ麺の多賀野」がありますが、まさかそのすぐそばにこんな店があるとは思っても無かったのであります。少なくとも1ヶ月に一回は、ジョッギングで通る道なのでありますが、知らなかったのであります。実は、ネットで見れば相当数の検索数が出てくる去年6月に開店していた店なのでありますが、ちょうど店の反対側斜めが多賀野で、ついついそちらの行列を見てしまうので、失礼ながら眼中に入らなかったのでありましょうか。

こちらも昨日の営業終了直後のお姿
しかし、ラーメン屋さんという事業に関して言えば、相当の成長産業化しているのではないかと思うのでありますって、いまごろかよ、って怒られそうでありますが、新規開店というのが多くて、かつ結構続いているということは、ラーメン人口が相当に増えているのではないか、それに貢献しているのが、インターネットではないのかと思うのであります。
ラーメンに関しては、当然ながら単価が千円未満でありますから、集客力が重要になるのであります。ゆえに人の多い立地が有利なのでありますが、新規開店の店は、当たり前のように家賃の安い郊外への出店となっています。郊外で成功して、都心に支店を出すという戦略を誰もが目指しているのであります。これが出来る背景は、インターネットの圧倒的な情報量からくる興味喚起力、ネットでラーメン王になれば一冊の本が書けて、ラーメンを提供する側もされる側も双方にメリットがある事業モデルと言えるのであります。
もともとマニアが多く、かつもともと口コミで「あそこ美味しいよ」という広がりで成り立っていたので、そこにネットが与えられたことで、ホームページを主宰する人がでて、最初は新しいラーメンを発掘する人がネット上にどんどん情報をだしてくれて、それにフォロワーがつくことで、極めて健全な情報更新サイクルが出来て、平均点以上であれば商圏は地元だけではなくて、首都圏レベルや観光ということでは全国に広がるという事例はご当地ラーメンで実証されているのであります。
ということで、本日井田商店へ向かったのでありますが、なんと入り口に本日定休の札が出ていたのであります。ありり、dancyuには月曜と第三日曜休みと書いてあるのに、なんということでしょう。というわけで、井田商店を諦めて帰ろうとふと見れば、今はつけ麺で有名な多賀野の行列が短そうなので、初挑戦で原点である中華そば&煮卵を食してきたのであります。お味は予想通りでしたが、ちょっと塩味が強かったのが印象的なのでありました。
さて、井田商店へはいつ行くのでありしょうか?